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「いい人がいない」のは無意識に自分が「選ぶ立場」だと勘違いしてたからだった

「あの人のこと好きだし、仲良くなるきっかけがあったらいいのにな」と思ってたら、いつの間にか不良在庫になってしまっていた。普通の人と付き合いたいと思っているだけなのに、なかなか出会えない。自分が出不精だからか?と思って習い事を始めたりするのに、そこでも出会いはない。高望みなつもりはないのに、どうしてだろう。

若い男性の絶食化という記事で、20代男性が性的に消極的となっていると報じられた。では、男性は恋愛へ興味がなくなっているのだろうか?

結論はNO。少し古いがマクロミルの調査で独身男女の約85%が結婚したいと出ている。しかし、独身男女でパートナーがいるのは3割強。つまり、過半数の独身男女が「恋人は欲しいけどいない」状態。欲求があるはずなのになぜ「普通の人と出会って、付き合えない」のだろう?

同じ調査で《彼氏」「彼女」にしたい人がいたと仮定した場合、あなたは、どのような行動をとりますか》という設問があり、7割が「特に何もしない」ことが判っている。つまり、「7割の男女は彼氏・彼女が欲しくても何もしていない」のだ。


恋愛相談なんか受けてるとホンネはこうじゃない?って思うことがある。

『あーあ、彼女/彼氏欲しいなぁ。どこかに自分のことを何でも受け止めてくれる人いないかな。こだわってるわけじゃない。今まで好きになった人が175cm以上で、MARCH以上だっただけで、それが今まで普通だった。もちろん賭博やDVはタバコはダメだけど、でもそれって「普通の人」だよね?
だから恋愛相談ではいつも「普通の人」が欲しいって言ってるのに、何で出会えないんだろう?』

こういう「普通の人」と何もしなくても付き合える時代があった。

かつて日本で恋愛は平等分配されていた。いい年して独身だと、おせっかいなオバちゃんがどこからか現れ、パートナーを「配給」していたのである。相手が欲しければ、配給のお見合い列に並ぶだけでよかった。

しかし恋愛が「義務」から「選択肢」になり、自分のパートナーを自分で探せるようになった結果、結婚したい人は努力をしなくてはいけなくなった。そこで新しく必要になったスキルが「自分を相手に選んでもらう」能力である。

現代では自分を商品として売り込んで、プレゼンしなくてはいけなくなった。極端な例がアメリカで、「愛している」と毎日言わなければ離婚沙汰にもできる社会である。相手には常に「別の誰かを選ぶ」「(あなたを含め)誰も選ばない」選択肢があるので、惹きつける努力を求められることになった。

しかし、なぜか日本では若者が「私/俺はパートナーを選べる立場の消費者だ」と思った。「恋愛はオプションだから、買いたいときに買えばいい」と。アメリカでは『自分を売り込まなくてはいけない』という形で浸透した恋愛資本主義が日本では「一億全消費者」という形で浸透してしまったのだ。

その結果、市場に売り手=積極的に恋愛をしようとする人口が少なくなり、恋愛を売ってくれる人口のパイが減ってしまった。本来であればそこで「妥協した買い物」が生まれるはずだ。しかし、若者はそこでコストが高くてもいい!と妥協して恋愛をポチることは無くなった。

理由は(1)他人の恋愛の可視化と、(2)競合製品の登場。SNSで私たちは本来知りえなかった他人の恋愛・結婚を知ることができるようになってしまった。しかもそこで「私こそ幸せな恋愛・結婚をしている」と張り合うようになった。
本来恋愛や結婚に上下関係はないはずなのに、「私こそ賢い買い物をした」「いいえ私こそが」という世界観では何を買っても『近くの店舗によりいい製品があった』思いをさせられることになる。そうすると『最も賢い選択肢が出るまでは恋愛をしない』ポジションをとりたくなる。

競合製品は極めて良質なAV、TENGA、さらに価格崩壊を起こす風俗街がある。寂しさを埋めたいとか、セックスしたいくらいであれば埋められる道具が大量発生した。生活不安とか介護なんていう結婚の実利を実感するのは40代以降だから、恋愛に対して「お買い物気分」である限り、よりコスパのいい商品へ流れるのは当たり前だ。

その結果全員が「コスパがいいなら恋愛を買ってもいんだけど」というスタンスを取った。そして、いい新製品を待ちながら『自分と付き合った相手は賢い買い物したとみられるだろうか?』という視点が抜けてしまった。


もし「本当に」結婚したい、恋愛したいのであれば、私たちは売り物にならなくてはいけない。合コンで商品棚に並ぶだけでも不十分だ。時にはバナー広告を貼り、プレゼンしなくてはいけない。本来、現代の恋愛・結婚はプレゼンし合った上で出会う、長期的パートナーシップの契約なのだから。

とはいえ、恋愛が義務から選択肢に変わったことは非常に好ましいと個人的に感じているので、ぜひ「面倒だからまた恋愛を配給制に戻してよ」なんていわずに、最高のパートナーを見つられる社会であってほしいと思う。


【2015/02/07 13:02】 | 恋愛こじらせ | トラックバック(1) | コメント(7) | page top↑
40代になってしまったヤリチンの闇と余生

ヤリチンといえば、女性を数多く経験し、酸いも甘いも知っている像が思い浮かぶ。ナンパ師がナンパ講座を開けば非モテ男性が集まり、恋愛を『誰にでもできる科学的手法である』風に見せれば、恋愛講座の受講者はあとを絶たない。

であれば、そのめくるめく経験の末に突入する40代は、ハーレム王国かはたまた最愛の最上スペック女性なのか、と思うところだが、ヤリチンの進路は基本的に2つしかなく、しかも薄暗い。

今回はヤリチンの40代で直面する進路と、背景にひそむ理由について書いていきたい。

ヤリチンの進路1 JDに貢いで体を求めないおっさん

ヤリチンにとってJDとは「違法でない最も若いカラダ」である。20代の頃からJDを求め、しかもテクニック巧みに手に入れてきた人間にとってはJDくらいの年齢層が自分のスタンダードになっていく。

しかし、ヤリチンが忘れているのは『自分はどんどん加齢して冴えないおっさんになっていく』ということだ。その事実はヤリチンに40歳ごろ、急に訪れる。

20代ヤリチン  話が面白ければJDにモテる
30代ヤリチン  話が面白くてご飯を奢ればJDにモテる
40代ヤリチン  JDにキモがられる

こんな具合で。

JDにとって20代は「まだまだ同年代」であり、30代は「ギリギリお兄さん」である。しかし40代ヤリチンは父親の年齢に近い人間として「お兄さん」の枠を外れてしまう。

というわけで40歳になったヤリチンは突然「おっさん」と言われるのだ。それでも彼らは同年代の女性に目を向けることはできない。40代女性はメンタルが20代で止まった彼らの目には「おばさん」にしか見えないのだ。(自分の意識では)俺はまだ20代だというのに!

従って、40代のヤリチンはJDに手を出せなくなってもなお、JDげおごりながらご飯を一緒に食べて時間を過ごす。JDから見ると「がっついても来なくて金づるになる素敵な人」になるというわけだ。こうしてグルメなプロJDは生まれていく。

ヤリチンの進路2 メンヘラに引っかかる

本来ヤリチンは恋愛のプロではない。『女性をモノとしてハントする』ことには長けていても「身持ちが堅い1人のパートナーを大事にする女性を選ぶ」目はない。ヤリチンの性質上、身持ちが堅い女性は排除すべき対象だったからだ

しかし自分が「選ぶ立場」だった男性は思う。

『あー、もう充分遊んだけど、結婚するなら、堅実に家のことはこなしてくれて、恥ずかしくない学歴の女いないかなぁ。結婚しても浮気するだろうからバレたら困るし、ちょっとバカな女で気づかないくらいがいいなぁ』(詳しくはぱぷりこさんの:「ちゃんとした女が好き」というヤリチンが選ぶ女が、まったくちゃんとしていない件

そしてそんな女性を見つけ「やはり自分は選べる立場だったんだ」と満足してステディを手に入れる。しかし、40代で浮気性の男を許せる女は大抵メンヘラである

メンヘラは父性に飢えているタイプも多い。お父さんに愛されたかった代償行為として、同じくらいの年齢の男性に甘えたくなるのだ。しかし、そんな『お父さん』が他の女といちゃいちゃ浮気するのを許せるほど、本来は心が広くない。溜まりに溜まった父性への渇望(かつ浮気への怒り)は、オーバードーズや自殺未遂などヤリチンがとうてい手に負えない結末を招く。

ヤリチンは思う。「とんでもないメンヘラにひっかかっちゃったよ」
そして、無反省のまま次の「身持ちが堅い1人のパートナーを大事にする」女性を探す旅へ出てしまう。

本質的にヤリチンとメンヘラは似ているのだ、と二村ヒトシが『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』で書いている。

ヤリチンもメンヘラも自分の心に抑えきれない「心の穴」があって、寂しさの風が吹き荒れている。その抑えきれない風を沈めるために、常に相手を欲し、異性で埋めていこうとする。しかし、異性は「穴埋め」でしかないので自分にとって大切な人にはできない。心の穴はまた風で荒れる。異性を手に入れる。その繰り返しだ。

だからヤリチンが女性を「対象物」としてではなく「1人のパートナーとして自分を大事にされたい」なら、それまでヤリチンが避けてきた「自分を傷つけうる強さ」や「自分を振るかもしれない怖さ」と向き合わなくてはいけない。

しかし、30歳頃に男性から相手にされなくなりはじめるビッチと違い、ヤリチンは自分のさみしさに気づく機会が40代になるまで与えられない。30代であればやり直せたことも、人生半ばとなれば難しくなる。だから、ヤリチンの余生はさみしいものとなりやすいのである。

私にはヤリチンの友達がそれなりにいる。そして、彼らは美しくJDをまえに咲き誇っている。彼らは彼らでさみしさを埋めるために、生きるためにヤリチンをしているのだ。だから私は彼らを責めたくはないし、どこかで奇跡が起きて、かれらが寂しさのトロッコから抜けられないかな、と切に願っている。



【2015/02/04 00:47】 | 恋愛こじらせ | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
結婚前の女が一番浮気しやすい:婚約破棄をするカップルたち

アラサーともなれば、Facebookで「婚約しました!」のステータスと幸せそうな2人の写真を多く見ます。しかし、実感値で1/3の婚約は、婚約破棄で終わっています。そのうち8割は浮気が原因。婚約から結婚の時期といえば幸せの絶頂期のはずなのに、なぜここで浮気するんだ?という疑問を掘り下げてみます。

浮気ポイント1 初めての共同作業で失望する

ウエディングケーキを二人でカットすることを「初めての共同作業」とよく言いますが嘘もいいところ。二人の共同作業は結婚式場を予約するところから始まります。実に半数は、結婚式の6ヶ月前から式場探しをしています。結婚式場をいくつかに選定し、1回3時間かけて見学し、最終候補地へ絞る。平均式場見学数は3箇所なので、これだけでも3回週末を使います。

さらにそこへ実家の両親が口を出してくると「金を出さないのに口は出す」という、さながら終わってる経営企画会議のようになってきます。口を出した全員の承認を得て企画を通すなんて、仕事でも不可能なことをせねばなりません。しかも、そこで親を止められない相手へも幻滅が募ります。

それまでの関係では「お互いが好きなことをする」機会の方が多く、「好き」を積み重ねられる機会が多かったはずですが、結婚式の段取りとなった瞬間に「○○日までにXXせねばならない」という仕事に近い業務を求められます。

男性からすると、「彼女主導のプロジェクトに引きずられる」という意識になりがちです。そして女性は「こんなに大事なことを彼が手伝ってくれない」と思ってしまいます。そこで喧嘩を重ね、仕事の関係ならば「あいつ使えないからな」で済むはずの仲違いも「なんで分かってくれないんだ」と失望することになります。


浮気ポイント2 相手の友達は大抵いい人

結婚ともなると、相手の友人を紹介されることも少なくありません。そこで出会う人は「類は友を呼ぶ」わけで彼・彼女に似た人が多い=好みのタイプが多くなります。

とはいえ平常時であればまさか婚約者の友人になぞ手を出さないと思いますが、先ほどの別れるポイント1だった「初めての共同作業でうまくいかない」ことが溜まっていきます。ストレスがパートナーに溜まったところで、友人が仲介をしようとしたところ、うっかり一晩過ごしてしまった。なんてケース、ちょくちょくありました。

そこで一夜を過ごしてしまった二人も、当然お互い覚悟が決まっていない。パートナーにも罪悪感が出てきます。そこで「すみません、浮気しました」と自白する率も上がります。自白する率が上がれば、許せないパートナーもおり、結果として別れるカップルが増えてしまうのです。

少しまれな事例ですと、女性が長い間不倫しており、同時進行で彼氏をキープしていたケースもあります。彼氏とは結婚したいけど、不倫もギリギリまでやめられず・・・といった土壇場で同僚がリークしてバレています。ただ、不倫しながら別で彼氏と結婚する女性は大抵バレずに結婚することのほうが多いです。


浮気ポイント3 婚約から結婚を人生のピークにしている

婚約はたしかにドキドキする人生のイベントですが、人生の絶頂ではありません。あくまで結婚生活を続けるまでの通過点です。そこを見失って「婚約しました!」と喜びを伝えることにより結婚への期待値が上昇します。

引っ越したり、人によって会社を辞めたりと人生の転機とはなるものの、相手が変わるわけではありません。あくまで「彼氏としてデートに行っていた」が「夫としてデートに行っていた」になるだけです。別に「彼があなたを一生愛すると誓いしもべとして尽くす」わけでも「彼女が婚約者になったから毎日料理する」わけでもありません。

しかし、婚約で大騒ぎをすると、結婚へ向かうにつれ「こんなはずじゃなかったのに」と思いがち。婚約でハイテンションな時期は終わっていますから、マリッジブルーと戦うはめになります。そこに追い討ちをかけてくる結婚式の準備。毎週末を結婚式に費やし、すれ違いも見えやすくなります。そこで普段は優しい男友達に泣きながら相談したら・・・・・・なんていう浮気ENDが訪れやすくなります。

というわけで、私が常にお勧めしているのは「結婚まで黙っておく」ことと「結婚はできるだけ事後報告で」です。結婚式に呼びたい方は先にスケジュールを押さえたほうがいいですが、それ以外の理由で先にはしゃいでいいことはありません。自分の気持ちを上げすぎず、式の準備で忙しくなっても相手を思いやれますように。

【2015/01/26 01:30】 | 恋愛こじらせ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
男がハイスペ女子と結婚したほうがいい理由を教えてあげよう
私の周囲にいるハイスペ男子の中に「絶対に結婚しない」と決め込んでいる人が多くいます。

彼らはその理由にこんなことを挙げます。

・1人の女性に金銭や時間を取られたくない
・仕事でリスクを取りたい
・子どもを好きではない
・離婚になったときに慰謝料・養育費なお金を取られるのが怖い

しかし、実はこれらの「よくある回答」は結婚制度自体のメリット・デメリットと全く関係がありません。

・1人の女性に金銭や時間を取られたくない
 ⇒自立した女性と週末婚すれば時間もお金も取られない

・仕事でリスクを取りたい
 ⇒養える所得がある女性と結婚すればむしろリスクヘッジになる

・子どもを好きではない
 ⇒結婚したからといって子どもを作る義務はない

・離婚になったときに慰謝料・養育費なお金を取られるのが怖い
 ⇒離婚率は3割前後でミドルリスク
  お金を取られると決まっているわけではない
  事実婚でも取られるときは取られる

といったように、反論することができてしまいます。つまり、世間一般の「結婚したくない」男性は結婚制度と関係のない理由で結婚する・しないを決めているようです。

結婚したくないハイスペ男子は結婚のメリット・デメリットをしっかり考えているのだろうか?という疑問。世間には冷静なメリット・デメリットを告げず、結婚に夢を抱かせる物語(例:仕事から疲れて帰っても子どもと妻に癒される)や、絶望に叩き込む修羅場(例:不倫されたあげく親権を奪われる)が散らばっているばかりです。

そこで、1度冷静に「結婚って必要か?」を考えるため、結婚のメリット・デメリットを一覧にしました。


1.結婚するメリット


【法律】

・子どもが産まれたら、姓を父方・母方から選べます。結婚していない場合は基本的に母方の姓になるため、父親の姓にしたければ家裁で申請をする必要があります。

・結婚していれば父親が子どもの親権を争うことができます。事実婚の場合は、母親の単独親権となる可能性が高く、父親の親権獲得が非常に難しくなります。

・別れたくないときに踏みとどまることができます。事実婚であれば「ある朝起きたら荷物を持って消えていた」時点で解消されてしまう関係も、結婚していれば踏みとどまるよう話し合うことができます。

・簡単に相続をすることができます。相手へ相続させたいときだけでなく、自分の実家に相続してほしくない相手がいる場合にも有効です。


【経済面】

・パートナーの年収が低い場合は「扶養家族(養う家族)」として税金が控除されます。(☆廃止が検討されています)

・どちらかが無職でも、結婚していれば相手の健康保険に入ることができます。

・同居した場合は家賃やインフラの費用を抑えることができます。会社から既婚者用に家賃補助が出るところもあります。

・携帯電話代やクレジットカードなど「家族割」があるサービスで特典を受けることができます。
 ☆調べたところ、英会話教室から脱毛サロンまで幅広い家族割を見つけました。


【その他】

・企業によって出世の条件に「既婚」が入っているケースがあります。

・親戚に無駄な心配をされずに済みます。


以上が、ざっと調べた結婚するメリットです。では次にデメリットへ行ってみましょう。


2.結婚するデメリット


【法律】

・子どもが自分の子どもではない疑いがある場合も、相手の浮気を証明できなければ親権を持つことになります。

・自分が浮気をした場合、慰謝料を「あなた」と「あなたの浮気相手」が支払うことになります。したがって、浮気相手とも破談になる可能性が高くなります。

・結婚相手に自分の財産を相続してほしくない場合、非常に面倒な手続きをとらなければなりません。

・別れたいときに離婚という手続きを取らねばなりません。よく言う「戸籍のバツ」だけでなく、戸籍の変更などの煩雑な手続きを、低テンションで行わねばなりません。

・一応夫婦には民法で同居の義務があります。(一方的な別居が離婚事由になるだけで、罰則はありません)


【経済面】

・結婚は「より貧乏な側」が得する制度が多いため、高所得な側には経済面でメリットがありません。

・専業主婦・主夫を養う場合、自由に使えるお金が減ります。

・結婚後に築いた財産は「共有の財産」となり、離婚する場合はその財産を平等に分けることとなります。したがって、ハイスペ男子は「自分の財産が取られる」可能性が増えます。


【その他】

・企業によっては「既婚者を優先的に転勤させる」ことがあります。”既婚者は転勤ごときでは会社を辞めづらい”というイメージがあるようです。

・毎年帰省して親御さんへ顔を合わせる、介護しなくてはならない人数が増える、義実家との関係など、人付き合いが増えます。

・離婚した場合、親権は母親に取られやすいという判例上の事実があります。


この中でも非婚派ハイスペ男子にとって一番怖いのは「共有財産」として自分の稼ぎを奪われることでしょう。死ぬ気で買ったマンション、クルマetc・・・は離婚のときにリセットされるかもしれないからです。しかし、ハイスペ男子が描く結婚のデメリットは一言で片付きます。

ハイスペ女子と結婚しなはれ。

自分とはるかに異なる年収の人間とくっつくから妻側のメリットが目立つわけです。同じ年収だったら離婚するときにどちらも損しません。自分の時間を持ち続けたい人も、経済力のある女性となら週末婚ができます。相手が経済的理由で1人暮らしできないのであれば、別居婚は不可能です。

自分の時間がほしいハイスペ男性も、夫婦がそれぞれご近所に住まいを買えば、子どもがいてもパパの家とママの家を行き来させることができます。育児負担も家政婦を雇って減らすことができます。

義実家も「顔合わせをしなくてはならない」というルールを破ったからといって死ぬわけではありません。私の知っている既婚男性に「妻側の親戚イベントは葬儀も出ない」とキッパリ割り切った人がいます。その代わり妻側も夫の両親の介護などは一切関わらないという徹底ぶり。

最初は文句を言った親戚も今は「それが普通」という気持ちになって何も言わないとか。もちろん、そこにはお互いのパートナーを親戚から守る愛があったに違いありません。

離婚で親権を争った場合、母親に親権が取られやすいのは育児の実績が父親にないからです。週の半分育児すれば親権は平等に争えます。激務でそれどころじゃない、と言ってもハイスペ女子と結婚するなら同じ立場。ベビーシッターを雇えばいいのです。


調べるうちに明らかとなったのは従来の結婚がいかに息苦しく設計されているかです。夫婦は同居が当たり前、育児は母親がするものだから親権が奪えないなど、世間の偏見から結婚のデメリットは生まれています。

世間の目を気にするなら、ハイスペ男子が結婚したくなくなるのも理解できます。しかし偏見から生まれたデメリットだけを見て「結婚したくない」と決める必要はありません。従来の結婚をしたくないで充分なのです。結婚はただの制度にすぎないのですから「結婚は一大事」などと捉えず「メリットがあったら結婚してもいい」くらいに考えてもいいのではないかと思います。

蛇足ですが、仮に月10万円の既婚者向け家賃補助を、夫婦で30歳に結婚して65歳まで受け取るならもらえる総額は8,400万円になります。……私だったらこのメリットだけでも結婚しますが、あなたはいかがですか。

【2015/01/22 12:31】 | 恋愛こじらせ | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
いい年して結婚しないと人格が歪むから総合職を辞めた

私は総合職として就職した。総合職女性なんて今は珍しくない。けれど、私たちの世代は不況のあおりで専業主婦志望も多くなっていたから「わざわざキャリアを目指すなんてすごいね」「女の子なんだからそこまで頑張らなくても」なんて同級生に言われた。

ひどい話だと「美人だから総合職になんてならなくても」なんて言葉もあった。当時の私はバリキャリ志望のフェミニストだったから「顔面と仕事関係ないだろ。なに男女差別してんだコイツ」と睨んで相手を萎縮させていた。

入社して朝9時から夜中まで働くようになった。それでもやりがいはある仕事で、年収も女性の平均所得に比べれば多すぎるほどもらっていた。

しかしその数年後、私は会社を辞めた。結婚しないとヤバイ!という教訓を手に。


総合職になってから、人付き合いは減った。日付が変わるまで働いているから当たり前だ。内定時代に社外の人と付き合っていたカップルは、会えなさすぎて破局していった。

自然と人付き合いは社内の人間に限定されていく。休日も同僚や先輩社員と遊びに行く、誕生日も社内の人とパーティ。戦友として仲良くなる反面、噂話しか楽しみが無いムラ社会の土壌にもなった。

その噂話で頻繁に出てくるのが社内不倫ネタだった。忙しすぎて社外と接触がない⇒社員結婚⇒激務は続くので不満が溜まる⇒社内不倫という負のスパイラル。AさんとBさんの仲が悪いのは、奥さんをAさんが寝取ったからだ……といった裏情報が、会議の準備中に囁かれた。会議をうまく進めるためにも、恋愛関係に配慮した根回しが必要だったからだ。


結婚できない人も多くいた。前に「経歴詐称してハイスペと合コンしたら地雷を踏んだ」で書いたが、合コンで外資系総合職女性のニーズなどほぼ無い。「結婚したい」のに結婚できない人が多いことは衝撃だった。

合コンに行きたくても夜9時スタートでないと厳しい。仕事の話題しかできない。彼氏ができてもいつ海外勤務になるか判らない。そのとき相手は辞めてついてきてくれるだろうか?そんな男子見たことない。むしろ彼氏ができても「LINEが既読にすらならない、寂しい」と振られる。現実にぶち当たった結婚願望の強い女性には辞める人もいた。

真面目に働きたい女性社員には「もう結婚しなくてもいいや、私には仕事があるし」という結論に落ち着くひともいた。しかし「結婚しなくてもいいや」というスタンスを取った瞬間に、社会は全力で殴りかかってくる

帰省したときに「結婚しないと人間として一人前じゃないから~」と親戚の矢面に立たされる。友人は次々とfacebookで「結婚しました!」「出産しました!」と違う世界へ行ってしまう。たまの休みに女友達を誘っても「まだ子供が小さいから」と断られる。

デート相手も前は同じ仕事を頑張る男性だったのに、気づけば怪しい既婚者だらけ。忙しすぎて浮気されても対策が取れない。泣きながらパワーポイントで会議資料を作るだけだ。

頑張りは認められ、社内での信頼は厚い。部下もできる。でも部下がこっそり「あの人は結婚より仕事を選んだからああなったんだよね、私はああなりたくないけど」と自分を反面教師にしていることにも気づく。


そうして社会から殴られ続けると、バリバリ働いてきた女性は「結婚を選ばなかった理由」を作り始める。すごくマニアックな趣味でお金がかかるから結婚を選ばない、友達といるほうが楽しい、ほら、私ってひとりが好きだからね?矢面に立たされ続けた結果、自分を守る言葉を作らなくてはいけない。

本当は彼氏がほしい。ただ今の私の仕事を判って、普通に付き合ってほしい。それを理解してくれる男性は、放っておかれても平気な既婚者だけだ。だから既婚男性のセフレになることもある。でも、既婚者男性も社内の出世競争ではライバルだから最終的には敵となってしまう。そして、出世競争に敗れるのは女性のほうだ。なぜなら、外資系企業や一流企業であるほど出世の条件に「結婚していること」を求める傾向があるから。会社のパーティ、社交界でパートナーを同伴できないことが地盤を崩していく。

幸せになる条件で結婚が求められる社会では、仕事を頑張った女性ほど報われない。だから30代前半から、結婚しない女性の心は殴られ続けてくしゃくしゃになりやすい。社会から殴られ続けて、歪まない性格を保てる人は多くない。その過程を見た私は6時に帰ることができる仕事へ転職した。


転職後、たまたまバーで大企業の人事部長と話したことがある。「女の子ほど優秀なのに、なんで育ってくれないんだろう」とかれは悩んでいた。私はこのブログに書いたような話をした。人事部長は「社内の仕組みでどうにかすればいいということじゃないのか……」とため息のようにつぶやいた。

仕事に頑張る女性の心を歪ませる「結婚すれば一人前」の呪いが解ける日は来るんだろうか。せめて、戦う力をくれる場所はあるんだろうか。私にはまだ、先が見えない。

【2014/12/26 12:04】 | 恋愛こじらせ | トラックバック(0) | コメント(29) | page top↑
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