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某カップ焼きそばを食べたら5cmのガラス片が入っていた

実家ではだれも料理をしない。というわけで、休日のお昼ごはんはカップめんと相場が決まっていた。家族がとくに愛してやまないのがカップ焼きそばで、ただしペヤングは味が苦手なので家にはなかった。

うららかな昼下がり、そんなわけで父はカップ焼きそばを作った。そして美味しくいただいたところ、最後にとんでもないものが残っていた。

5cmのガラス片である。

とっさに父が思ったのは「虫なら一緒に食べたのに」だ、そうだ。

早速苦情が作られた。ゴシック体16ptで老眼にもやさしく作られた手紙には「貴社のカップ焼きそばにガラス片が入っていました。調査いただきますようお願いします」とあった。差出人住所氏名しか記載していないシンプルさだ。

数週間後、先方から数枚の便箋で謝罪と「調査した結果、ガラス片が混入できる場所はありませんでした」という言葉を添えてきた。なお、カップ焼きそばが6つほど一緒に送られてきた。

父は激怒した。

必ず、かの邪智暴虐のカップ焼きそば会社を除かなければならぬと決意した。父にはクレーム担当の気持ちがわからぬ。父は、会社の部長である。閑職を貫き、競馬で遊んで暮して来た。けれども邪険に扱われることに対しては、人一倍に敏感であった。

父は建築や工場生産管理に詳しく、どのようにガラス片が混入可能かを推測する専門技術を有していた。この点がクレーム担当にとって非常に不利だった。数日後、父は調査不備を数点指摘し、分厚い再調査依頼書および視察願いを出した。

数日後、さらに6つのカップ焼きそばが丁重なお断りの文句と共に送付された。査察を断った理由は「製造過程は企業秘密であるため」だった。クレーム担当者が脳に汗かいてこの言い訳を思いついた様子が手に取るようにわかった。それを読んでいるだけでheartがhurtした。

父は再度激怒した。そういえば昨今は虫や歯が混入して騒ぎになっているではないか。これをネットに晒し、真実を明らかにするべきではないのか。しかし父は未だにYahoo! Japanでしか検索できぬほどネットに疎かった。

そういえば娘がいた。父は思い出した。娘は齢12歳にして「なりきりチャット」にどハマリし、夜な夜な太公望と楊ゼンのキャラ名でログインしてはBLセックスに勤しむようなデジタルネイティブであった。父は娘に連絡した。「さあ、ネットに晒しなさい、私はカップ焼きそば工場の査察がしてみたい」

娘は言った。「お前が悪い」

不良品の数を減らすことはできても、撲滅することはできない。仮にカップ焼きそばが1日に1万個生産されているのならば、0.01%の不良品率でも1日に1つの不良品が発生する。そしてそれを受け取る消費者は現在だれもが、それをネットに晒す機会を持っている。

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テーマ:時事ニュース - ジャンル:ニュース

【2015/01/15 19:22】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
先日、市販のギョーザ(国産品)にも髪の毛入ってました。短い茶色の目立たない髪の毛だったので、気にしませんでした。
【2015/01/17 21:03】 URL | ライム #tPfp3ou2[ 編集] | page top↑
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