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未成年のうちに毒親から生き延びる方法


毒親から逃げたい、そう思ったときに最も役立つのはゆがみちゃんの記事ですが、今回は第2の選択肢として奨学金による留学を提案したいと思っています。

毒親とは”子供の成長にとって毒になる親”の略で、身体・精神・言語・性的な虐待に始まり、人格を否定する、生き方をひとつしか認めない、何をしても嘲笑する、兄弟との極端な比較などをする親。親がどう思うかではなく、「理不尽な親の欲求によって自分の人生が妨げられていると」子どもが考えるかどうかで毒親かが決まります。

毒親から生き延びる方法はいくつかありますが、たいてい資金が必要です。ゆがみちゃんの例でも高校生からバイトをしていますが、毒親でも「私の定めた生き方以外認めない」タイプの毒親や「世間体を異常に気にする」タイプの毒親では高校バイトもままなりません。

高学歴を目指して親元を離れたいのであればバイトは勉強時間の障壁にもなります。そこで、「資金が無くても」「世間体を保った形で」「未成年の段階で」自分を守る方法として留学を提案しようと思います。


【毒親から逃げると決心することが一番大事】

毒親に育てられた子はまず「自分が虐待されていた」ことを認めなくてはなりません。赤の他人から振るわれた暴力と違い、親を毒親と認めるのは子供にとって怖いことです。

例えば、親が寝込んでいて子供にご飯を1回作ってあげられなかったら、それは虐待?例えば1度叩いてしまって、後悔して子供に謝って二度と殴らなくても虐待?答えは「自分の身が危ない」と思ったら虐待だと思っていいし、逃げていいです。

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私はおそらく、虐待を受けて育ちました。

母は自営業の社長として忙しく働いていたので、私はお手伝いさんに育てられました。母が「うっかり」お手伝いさんのシフトを入れ忘れると、私のご飯が抜きになりました。

保育園ではよく連絡帳という、保護者と教諭の相互連絡帳がやりとりされます。おなかがすいたときはそれを齧っていたので、私の連絡帳はいつも端っこがびりびりに破れていました。

保育園や小学校の昼食が命綱になっていました。先生には早く食べる上に好き嫌いのない子として褒められました。いじめっ子には私がいつも同じ服でご飯をがっつくのが浅ましく見えたのでしょう。いじめられてご飯を捨てられた日もあります。そんな日はお風呂場へ行って、水道水を飲んで我慢しました。

暴力もありました。時にはコンロへ手を突っ込まれそうになったり、冬に冷水を浴びせられたり。酒乱だったので酔っ払うと暴れて物を破壊し、対象が私になることもありました。

母の「うっかり」でホームレスになったこともあります。家を買い換えて引っ越す予定なのに資金が足りず、一家がそれぞれ違う家へ身を寄せました。親戚は最初のうちこそ優しいけれど、滞在期間が10日、1ヶ月と伸びるうちに冷たくなり、最後には追い出されるものと知りました。

母が「うっかり」私の生活費を渡し忘れることも多々。最初は歓待されても、最後にはトイレへ行くこともままらなない。人の家の水を無駄に使って・・・・・・という声を、毎年遊びに行っていた親戚から聞くのは辛いものでした。

一番堪えたのは言葉の暴力でした。激情型の母はよく勢いに任せて「堕ろすつもりで妊娠したのに」「どうせ10歳で死ぬ運命にある子だ」と浴びせてきました。不思議なもので、100回も「10歳で死ぬ運命にある」と言われ続ければ信じるものです。私はてっきり10歳で死ぬと思っていたので、小学校5年生を無事修了したときどう生きたらいいか呆然としていました。

思春期になって将来を考えたとき、私はこの母を背負えないと強く感じていましたし、結婚や就職なんてまともにできないだろうと思っていました。
その前に、自分の精神もガタガタ。12歳時点で既に自殺未遂を2回経験していました。

ここまでされてなお、私は自分が虐待されていたとは思いませんでした。母が変な人であることはわかっていても、ヒステリーの部類だと思っていました。父もまた母を愛していて「母さんの言うことが正しいから」と繰り返し私に教えました。同居している家族にとっても虐待を認めることはとても苦しいのです。
虐待と認めたが最後、愛する妻を失うとしたら?そもそも結婚に反対されていたのに、親戚中に「やっぱり間違っていました」と認める苦痛は?自分も加害者として子供から引き離される可能性は?

さらに、母にも「普通の母親」を全うした時間がありました。一緒にホットケーキを作りました。私立中学への進学費用は母から出ました。九九の歌を小学校入学前に一緒に歌って、教えてくれました。虐待をする親全員が年がら年中虐待をしているわけではありません。どんな親にも、優しい時があります。それでもその母親を突き放す?恩を忘れて?

自分が死ぬか、生きるために母を殺すかまで葛藤し、取った選択は「母から離れる」でした。


【生き延びるための留学】

国内の全寮制の高校は男子校か、入寮に所得制限があります。また、高偏差値であるなど「そこでなければいけない理由」が必要になります。しかし、海外ならどうでしょう。海外であれば3年以上滞在することで帰国生として文科省認定が下り、日本で大学受験をすることができます。私の場合は、姉が母親との軋轢から国外に住んでおり、永住権まで獲得していたので前例から学びました。

「Secondary School, The United Kingdom」この検索ワードが、私を母から救ってくれました。海外なので、親もさすがに追ってこないという安心感から私の精神も安定しました。☆アメリカとイギリスでは高校の英語表記が異なりますので、アメリカの高校を探すなら「High School, The USA」です。

こうして16歳から私は親元を離れて暮らしており、現在まで1度も同居していません。その後精神科で治療を受け、虐待された事実を受け入れたり、親をいい意味で「諦める」ことができるようになりました。

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【奨学金制度は怖くない:言語能力&成績問わない分野も】

留学には高いイメージが付きまといます。もしあなたが先進国へ自費で留学するのであれば、答えはイエス。しかし、奨学金を手に入れて国費で留学することもできます。奨学金については日本学生支援機構に最新情報が掲載されています。

奨学金を取得するために、優秀な成績は必ずしも必要ありません。奨学金には、返済しなくてはいけないものと、完全にもらえるものがあります。このうち、完全に給付されるものは倍率も高く成績優秀者が集まりますが、返済タイプはそうでもありません。

また、奨学金には3種類あり、
(1)国が支給するもの
(2)地方自治体が支給するもの
(3)留学先の国/学校が支給するもの
があります。地方自治体の支給も考えると「東京の有名学校生が優遇されやすい」わけでもありません。

留学は主に大学生向けのものが多いのですが、地方自治体の奨学金では「高校在籍者」を募集するものも多くあります。今私が閲覧した限りでも、「埼玉発世界行き」奨学金では、埼玉県内の高等学校(特別支援学校の高等部及び専修学校(高等課程)を含む)に在籍していることが応募条件です。

高校生を募集する留学制度は、親御さんが反対することもあって応募者も少ないため受給しやすい傾向が。私のように親から「家庭からタダで消えてくれればありがたい」と思われていた子供には、もってこいの制度です。

外国政府支給タイプの奨学金留学制度では、ブルガリア語圏などマイナーな言語圏であれば条件が「学歴問わず&言語能力問わず」まで緩和されます(2014年11月現在)。マイナー言語は英語・中国語に比べて大学の研究者やその言語圏取引のある企業で重宝されたり「その道のプロ」になる就職の可能性も開けます。応募資格に言語検定がないのも魅力です。


【何を準備すればいいか】

まず、奨学金一覧を見てみましょう。ネット上でpdf形式にて公開されています。最新情報はこちらで見られます。pdfの表は文字も小さくて最初はくじけそうになりますが、時間のあるときに落ち着いてじっくり目を通してみてください。世界中から日本人学生が募集されています

高校中退はできる限り避けてください。留学のチャンス、就職のチャンスは高卒以上もしくは高校在学中の学生にしか巡ってきません。可能な限りは在籍するように努めてください。

もし「心に余裕があって」「親から逃れるためなら何でもできる」と思えるならば、英語の勉強をしてください。英語ができるだけでも、現地での不自由度がかなり下がります。中学校の復習だけでも充分です。

現在形、未来系、過去形だけでも使えるようになりましょう。
できれば「おなかが痛い(I have a stomachache)」
「トイレはどこですか(Where is a bathroom?)」といった言葉は丸暗記できると緊急時に助かります。

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最後に、今までどんな人生を歩もうとも、あなたは必要とされる人です。あなたが今生きて、これを読んでくれているだけでも私にとって心強いです。生き延びていてくれた勇気を尊敬します。

ただ、もしあなたが自分を単なる虐待のサバイバー、毒親の被害者と思うのなら、親から離れて「毒親の被害者」から三段跳びで「貴重な人材」になることも知っておいてください。今は外国語を話せなくても、親のいない安全な場所で努力するチャンスがあります。選択肢が常にあると知るだけでも、今を生き延びる心の支えになればと思います。

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【2014/11/25 18:41】 | ライフハック | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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コメント
素敵な記事ですね!
私もずっと留学を夢見てて、各国大使館の資料とか取り寄せたりしてました。(トルコの大学の国費留学生はなんと45歳までです!)


母が毒親なのに数年前からまた同居するハメになってしまい、四苦八苦していますw


でも、同じように苦しんできた仲間がいたことにとても勇気づけられました。

【2014/11/25 22:28】 URL | ライム #-[ 編集] | page top↑
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2014/11/26 22:23】 | #[ 編集] | page top↑
泣きました。
ありがとうございます。
あなたは恩人です。
【2015/02/19 15:35】 URL | 被害者 #-[ 編集] | page top↑
あなたの記事に私はとても勇気づけられました。
私の親は「どこにいっても必ず捕まえる」といってきます。海外留学もひとつの手なんだときづきました。
本当にありがとうございます
【2015/04/03 01:50】 URL | せんな #-[ 編集] | page top↑
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