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女性ファッション誌の分類・分析 2014

女性ファッション誌の分類・分析 2014

女性ファッション誌の分類についてはファッションブログElasticさんの女性ファッション誌の分類・分析2007が最も的確で、私もたびたび参考にさせていただいていました。しかしあれから7年、ファッション誌界の構図も随分変わりました。そこで今回はElasticさんの指標を参考にさせていただきつつ最新版にアップデートしてみたいと思います。

(ご了承ください)
読んだことのない雑誌、地域限定誌は入れていません。FRUiTS、Tokyo Graffitiがその例です。

女性誌のマッピング 2014
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図の説明を指標を作ったElasticさんの言葉を一部拝借致しますと、
左上がモード文化圏 (流行感度高め+アート)
左下がオシャレ文化圏 (流行感度高め+かわいい)
右下が服装文化圏 (流行感度低め+かわいい)
右上が服飾文化圏 (流行感度低め+アート)       となっています。
だいたい、近くにある雑誌は似たようなテイストになっていますが、SeventeenとPopteenのような例外もあります。

各項目についての説明はこちら。

■ モード
パリコレに代表される一流ブランドのファッションを実際に購入したりデザインする層。年間、衣類にかける金額は数百万になる人もいるのではないでしょうか。読者は美容師、デザイナー、服飾専門学校生などほぼ業界人であると推察されます。一般人だとしたらオシャレというよりファッションオタクです。縫製や各ブランドのトップデザイナーの名前が判らないのであればこの人たちとファッションの話をしてはいけません。また、このタイプとデートすることになったら、どんな服装をしていても引いてはいけません。

■ ブランド
ブランドが好きな人たちです。モードとは違いファッション目的でブランドものを購入しますが、ファッションへの投資はモードに匹敵するくらい高い層。"すっぴん美人でいるために整形する"といったコペルニクス的転回も辞さない美容への執念が見られます。女性誌では珍しく、通常男性ファッション誌が気にするような「時計」「靴」「手帳」といったアイテムにもフォーカス。読者層が20代~40代と非常に幅広いので、安定して売上げを維持しているようです。

■ リッチエレガンス
「ブランドを好きなわけではないが、上質なものを選ぼうとしたらブランドに行き着いた……」という富裕層のメンタリティを共有する雑誌群です。ブランドに対しての憧れを煽るのではなく、あくまで「身の回りでいいものを選ぶ」姿勢。Preciousは特に富裕層でないとついていけない誌面構成になっています。モード、ブランド系の女性と異なりクラシカルなファッション好きの男性と話が合います。年間100万単位でファッション・美容へお金を使って言える可能性大ですが、収入とバランスが取れているように見受けられます。

■ キャリア
キャリア志向の女性にとって読みやすい雑誌。仕事で似合う服装を重視しているので、動きやすさやTPOを重視した服装を選びます。特集記事には"おひとりさま"を前提としたライフプランの提案が目立ちます。近年Oggiを筆頭に発行部数が下がり始めており、女性が仕事優先よりプライベート優先志向になっているのではないかと思われます。BAILAはこの中でもややエッジーなファッションを提案するので読んでいてハラハラさせられることも。

■ ハイエンド
モードやロリータなど、芸術よりのファッションを経験した人たちがたどり着く終焉の地です。雑誌のファションを購入するよりも"似たデザインを探す" "いっそ自分で作る"といった方法でハイセンスなファッションを実現しているようです。最近流行っているフリマアプリを愛用しているのではないでしょうか。部数を見ると苦戦しているようなので、ファッション界でもマイノリティのようです。ファッション誌というよりも「ファッション情報誌」の側面が強いので男性もビジネス誌のように読むことができます。

■ アクティブコンサバ
コンサバティブな服装で社会的にフィットしながらも、ファッションが好きな流行感度の高い女性たちです。以前はモテ寄りだった雑誌が、自分志向に転換したパターンもあります(AneCan)全体的にアラサー向け雑誌が多く、独身でそれなりに自己投資できる女性たちが読んでいるのではないでしょうか。部数の多い雑誌がここに集中していることから、20代から読み始めてズルズル40代になってしまった「負け組みコンサバ」もいるのではないかと私は踏んでいます。

■ 女子モテJDコーデ
いわゆる「赤文字系」と言われる雑誌群で、ギャルから卒業しきれない女性たちが着る服。スカート丈が"アクティブコンサバ"より短かったり、ギャルの面影を引きずるファッションが多いです。Vivi、Rayは比較的専業主婦志向で、CanCamは自立志向ですが女子大生を中心とするファッション誌なので要は「社会人のイケメン彼氏がいればOK」という共通のイケてる像があります。CanCamはエビちゃん卒業後も若者に人気のTV番組「テラスハウス」からモデルを起用したりと隆盛を誇ります。

■ ティーンモテ
ティーンから受けるファッションの2台巨頭です。かつてはPopteenもギャル雑誌でしたが、ギャルの絶滅危機に伴い派手系ティーン雑誌へと一般受けにシフトしました。ターゲット層が若いからか、初めてのメイク、ヘアケアなどの特集が度々組まれるので、脱オタクしたい女性にとってはいい参考書となります。最近の女子高生は大人顔負けのファッションをしているので、プチプラ買いをしたいOLさんにもお勧めなオールマイティ雑誌です。ただし投稿欄を読むと自分の老いに気づかされてダメージを負います

■ ガーリー
カジュアルな服の中でもオフィスに着ていけるような、落ち着いたトーンを好む雑誌群。流行感度は低めなのですが、その堅実なライフスタイルからか男性受けが非常にいいです。雑誌の特集も2007年から代わらず恋愛特集が多く、男性経験も多い層がまとまっていると想定されます。最近創刊されたla farfaは初めてのぽっちゃり女子向け雑誌ですが、しっかりモテコーデを押さえているので侮れません。Twitterでモテアピールするアレ女子にガーリー誌を煎じて飲ませたい

■ リッチカジュアル
カジュアルファッションの中でも流行感度が高めなタイプ。カジュアルウェアだから8,000円くらいかな?と男性が侮ると桁違いの服におののくかもしれません。Tomorrowland、United Arrows信者がいます。リッチカジュアル組はモテ志向から脱却できずにいたのですが、Sweetが宝島社から創刊されて以降急激に自分らしさを求める層が拡大しました。読んでいる女性は「いつもオシャレだけど、たまにすごい民族っぽいアクセつけてるよね」とか思われてる可能性があります。

■ ストリート
ゆったりとしたカジュアルが特徴で、美容師やファッションの専門学生に多いスタイルです(Elasticより引用)重ね着、アメカジなどが流行りましたが最近は体のラインをシンプルに見せるように。誌面のデザイン自体も昔より空白スペースを意識したシンプルな作りになっています。ユニセックスなファッションを好み、上級者向けファッションも多いので他誌と比較しながら読むと大変参考になります

■ ゴス・ロリ
エッジの効いたカジュアル代表。10代が主に支持しており、『下妻物語』の時代から変わらず奇抜な世界を構築しています。かつては原宿の路面店に多く売られていたため原宿系ファッションとも呼ばれましたが、最近はゴスロリに特化した百貨店フロアも増えており文化として定着した感があります。1着当たりの服が4万円~とティーンには厳しい価格設定なため、実はティーンモテ層より強いファッション愛が求められます。


以上、全部のクラスタ説明はこちらで終わりです。Elasticさんでも書かれていましたが、気になる女性のファッション誌がわかれば、その人のあこがれるライフスタイルや消費傾向がわかります。事前に雑誌の話をふってから勉強すればデートで失敗することもありません。また、ファッション誌の部数にまで気を配ることができれば「今の女性はどんなことを考えているのか」おおまかにわかってきたりします。

1度代表的な雑誌を並べてみて、居酒屋で飲みながら読み比べたりすると結構楽しいですよ。そんなきっかけからマーケターになってしまった私のように、きっと何かに役立つはず。

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【2014/10/24 12:04】 | マーケティング | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
ゴス・ロリ4万円とは恐れ入ります!手作りする女の子がいるはずですね。原宿ファッションといえども侮れないですね。
【2014/10/26 17:04】 URL | ライム #-[ 編集] | page top↑
面白かったです
いつもなるほどと思う分析で、今回も面白かったです。
ただ、今回、分類がイマイチなところもあった気がします。
例えば、VERYとAneCanは読者が良しとするものの価値観は似てるかもしれませんが、でも、VERYは明らかに対象を富裕層志向のママに特化していて、まだ独身感の残るAneCanとは違うと思います。
GINGERも、どちらかというと、BAILA、CLASSY、OGGIと同類な気がします。
マーケティングのことは全くわからないので、分類に疑問を持った部分があったのかもしれませんが。。
【2014/10/26 20:28】 URL | ○ #kJjHgYj6[ 編集] | page top↑
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