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もし家族が新興宗教に入ったことがわかったら
新興宗教。1970年代の創価学会による強引な勧誘を記憶していたり
1995年のオウム真理教による一連の事件を体感した世代にとっては
未だネガティブなイメージがつきまとう言葉です。

家族が新興宗教に入った、ということで
一気にこれらを想起して、パニックに陥る人を拝見しています。

私もまた、親戚が新興宗教に出家(!)し
自分も無理やり4年ほど入信させられていました。
当時を思い起こしながら、少しでも家族が新興宗教に入ったことに
気づいてしまった人の助けになれば幸いです。


【もし家族が新興宗教に入っていると判ったら】


1.落ち着いて、深呼吸してください

新興宗教に家族が入ったことに気づくと
パニックに陥ってしまう人が少なくありません。
しかし新興宗教という言葉は「明治維新以降に作られた宗教」を指すだけで
カルト宗教であったり、危険思想を持つかは判りません。

ネットで検索したくなる気持ちもわかりますが
心が落ち着くまで、検索することもお勧めしません。
インターネット上の宗教の情報は極端に過激な事例や、古い情報が多く
アテにならないことも多くあります。

私の親戚は○○○というところに入っていましたが
ネットでは「寄付するだけで位が上がる」と書かれていました。
しかし私の在籍当時は、少なくとも
勧誘、寄付、ボランティアの3本柱によって位が上がるようになっていましたし
団体を離れた今、それが続いているかどうかも判りません。

インターネット上の情報はかつて信者だった人や
信者の被害にあった人が「昔を振り返って」書いているため
かつて過激派だったが現在温厚な新興宗教などを
見定められないデメリットがあります。

どうしても心が落ち着かないときは
落ち着くまでこの記事でも読んでみましょう。


2.何がリスクに晒されているか判断しましょう

新興宗教に家族が入ると問題になるのが以下の3点です。

・家族との時間を省みず、集会などへ行く
・家のお金を宗教へ使ってしまう
・知人・親戚を勧誘し、孤立してしまう

この中で家族に長期的なダメージを与えてしまうのが
お金と、孤立することです。
家のお金には家族の進学費用だったり
老後の資金が入っているはずです。
これを「お小遣いの範疇を超えて使うなら」
問題視したほうがいいでしょう。

人を勧誘することですが、自分も勧誘される立場になる
リスクについて先ず考えましょう。
一時その家族をシャットアウトし
家族や自分を守る必要があるかもしれません。
稼ぎ頭の家族が新興宗教に入っていた場合
これは収入が切れてしまう可能性を意味します。

その家族の所得はどの口座に入金されていて
家族は管理できそうなのか、万が一その人が家族から一時抜けても
養っていける蓄えや、仕事が他のメンバーにあるか
資産状況を冷静に考えましょう。


3.入信していない家族と合意を取りましょう

家族に、新興宗教に入っているメンバーがいること
そしてそのリスクについて並べて話しましょう。
「お父さんなんだから」「そうは言っても娘だから」といった反対意見が
家族から出ることもあるかと思います。

しかし、
・仮に家族からシャットアウトしても
 新興宗教から抜けたらいつでも歓迎すること
・家族のお金が使い込まれ、進学や老後に影響すること
・未婚の家族がいる場合、結婚に影響すること
これらを冷静に伝えることで、ほとんど説得できます。

家族とは、必ず以下のことを合意します。
1.観察期間は1ヶ月(これくらいを勧めます)
2.その間に資産に影響があったり勧誘していたら
  家族を最悪一時、断絶する可能性がある
3.新興宗教を抜けたらいつでも歓迎する
4.新興宗教を抜けなくても、勧誘しなくなったり
  お金をお小遣いの範囲でしか使わないなど
  問題になる状況でなければ、家族として迎える

重ねますが、新興宗教に入っている
=無限にお金を使ったり、勧誘しまくる わけではなく

夢中になっている人だけが問題行動を起こすわけです。
仮に月5,000円で、毎週末お参りに行く程度だったら
「新しい趣味」くらいに捉えて許容できるかもしれません。
(それでも親戚の結婚などには影響しますが・・・・・・)


4.「万が一」のシャットアウトに備えて準備

最悪、その家族とは一時縁を切らねばなりません。
ある日突然鍵を変えて締め出す、だけでは
うまく行かないのが法律の世界です。

もし家の所有者が宗教に入っていたら
一度賃貸を借りて、家族が出て行くことを考えたり
夫婦で給与口座が同じなら、自分の分を分割したり
シャットアウトするにも準備が必要です。

また「当人と話し合う前」に別居をしたり経済的に締め出してはいけません。
夫婦であれば別居を告知なく行った場合
別居した側が有責になり、慰謝料を取られるかもしれません。
性急な行動の結果相手が宗教に貢ぐ寄付金が増えてしまうのも
悲しいではありませんか。

必ず何かアクションを当人に起こす前に、話し合いの場所は必要になります。
ただ、万が一決裂してしまっても生きていく準備は
この段階から必要になります。

最後に、話し合いの前に録音機器を用意しましょう。
録音は携帯アプリなどでもかなり高品質なものが出ています。
個人的なお勧めはPCM録音です。
必ず事前に動作テストをしておきましょう。


5.「辛いことがあったの?」から話し合い始めましょう

ここまで準備ができて初めて、本人と話しましょう。

ただし、話し合うまでに必ず押さえておきたいのは
「宗教に入った本人も被害者である」ということ。

たまたま、ストレスが溜まっていたかもしれません。
そのとき家族がたまたま相談を受けられる状況でなく
友人に相談したら、その人が親身になってくれた唯一の人だった。
その後、友人が誘いをかけてくれた夕食会に行ったら、
たまたま、宗教の人だった。

こんな風に「人が苦しい、寂しいタイミング」で
ハードルを低くして会員を増やすのが宗教です。
宗教自体が人の苦しみを癒すために生まれたとも言えるので
手段というより、目的と言ってもいいでしょう。

寂しいタイミングにたまたま引っ張られた家族も
宗教というシステムの被害者なのです。

ですから、まず聞くことは
「なぜ宗教になんて入ったの?」ではなく
「最近辛いこと、何かあった?」です。

家族が受け止めてあげられることで
宗教を必要としなくなるかもしれません。
原因が家族であるならば、それはもしかすると
反省すべきなのはこちらだったのかもしれません。

なお、新興宗教に入ったおかげで
家族に甚大な被害が生じている場合
その家族への憎しみが生まれることもあります。
しかし、その他の家族を守るためだと思って
1回限りは同情的な演技をしてあげてください。

(複数回も新興宗教にどっぷり浸かるようなタイプは
 そもそもカウンセリングを必要としています。
 相談すべきは精神科になると思われます)


苦しさを聞いてあげたうえで
「新興宗教に入ったことで、家族は苦しんでいる」
「宗教は自由だけれど、”世間には”差別意識があり
 そのせいで就職や結婚に影響が出かねない」
「”私は”あなたがそうなったことが悲しい」

といったメッセージを伝えましょう。

新興宗教に入った人を、私たちは論理的にねじ伏せたくなります。
周囲からは荒唐無稽なものを信じているようにしか見えないからです。

しかし、そもそもキリスト教や仏教だって
そこまでロジックが通っているわけではありません。
宗教とは「論理的かどうか」でなく「信じる」もので
そこに論理を持ち込んでもどうしようもありません。
また、苦しんでいる自分の話を聞いてくれた
勧誘者のように「情で繋がっている」ことも多くあります。

毒には毒を、情には情を。
家族の情で引き止めることが、一番効果的です。
そのとき「怒り」ではなく「悲しみ」を伝えるのが一番。
あなたのせいで怒っている、のではなく
あなたが宗教に入ってしまって悲しい、と伝えましょう。

人は怒られると自分の正当性を主張したくなりますが
悲しまれると罪悪感から心が揺らぐものです。

ここまでして、どうしても揺らがないのであれば
残念ながら別居などをしなくてはいけないことを伝えましょう。
ここでも「すごく辛いけれど、家族として一緒にいるのは厳しい」
など、できれば避けたいけれど避けられないという
ニュアンスで話すことをお勧めいたします。

そうすれば後で新興宗教から家族が抜けても、
迎え入れやすい環境になるからです。
もし家族のトラブルが新興宗教の1点ならば
できるだけ穏便に断絶することをお勧めします。

もしそれ以外にもトラブルがあり、
断絶を望まれるのであれば”一度別居してから”
弁護士さんなどへ改めて相談されると
情緒が安定した状態で相談でき、あなたの心のためになります。


長文になりましたが、以上が家族が新興宗教に入ったら、の
個人的なアドバイスになります。

なお、私の親戚は現在も新興宗教の信者ですが
親戚やその関係者へは一切勧誘もしなくなり
個人で活動を続けているだけになりました。
最低限ですが交友は復活しています。

その親戚も結婚相手を宗教の施設で見つけたりと
幸せそうに過ごしていますから、案外
ハッピーエンドなのでは?と思ったり。

宗教=断絶か諦めるか、と思いがちですが
穏便に新興宗教を続ける道があることも
記憶にとどめていただければ幸いです。


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【2014/10/03 09:17】 | ライフハック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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