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モテないのは男性にモテる気がないだけ

モテない奴がモテないのはモテるつもりがないだけだ、と思ってます。

私はサシ飲みをすると、(恋愛対象から外されて)男性のぶっちゃけトークを聞くことになります。そして、結構な割合の男性が「モテてぇ」をぶっちゃけます。世の名の男子がそんなにモテたがりであることに私は驚かされます。だって、モテる気があるようにはとても思えないんだもの。

割と人とつるむのが好きでいろいろな人間に会ってきたほうだと思いますが、モテる努力をしていた人間がモテなかった事例は1つも、ありませんでした。逆に「モテたい」と悲しくつぶやく男性は、明らかにお前が悪いだろう、と思わざるを得ませんでした。某サークルクラッシャーさんが述べたとおりに。

でもなぜ彼らは「モテたい」くせにあんなに必死で「モテなくなりそうな行動」を取るのか?単にモテない男性を罵倒するのではなく、理由を掘り下げたいなと思います。

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【彼女扱いは面倒だからセフレが欲しいというAくん】

「セフレが欲しい」と相談してくる国立大学生(当時)。結構真面目に考えているようで、3ヶ月に1回くらい、相談してきます。場所は恵比寿のこじゃれたカフェで、私が場所をセッティングしました。昔、彼にご飯のセッティングを依頼したら彼の大学の食堂(私の家からすごく遠い)を指定されて懲りたからです。

私「どんなセフレが欲しいの?」

Aくん「たいした条件じゃないんだよな。とりあえず尻がでかければいいよ。すごいブスとかでなければさ」

私「いないでもないし、メンタル病んでる子をかまってあげればできると思うよ」

Aくん「いや、精神病んでるやつはちょっとムリだなぁ。心が痛むもん。精神はまともだけど、針とか、踏まれたりとかのハードプレイに耐えられるような巨尻がいい」

私「……とりあえずその条件おいといて、どのくらいの顔ならいいの?」

Aくん「最低でも蒼井そら」

私「ぜったい無理」

蒼井そらを舐めるな、中国では国民的アイドルなんだぞ……という話は置いておいて、Aくんは要するに自分が女性に尽くすのは面倒だから、適当に扱える女が欲しいだけでした。

モテるために「女を大事にするなんてめんどくさい」。確かに女は……というより人との付き合いは面倒くさいでしょう。恋人なら相手の悪いところ、過去の重さも受け止めて一緒に歩んでいくもの。でも、Aくんはセフレならそれをしなくていいと思っています。

実際は大間違いで、セフレを持てる男というのはそういう女の子も受け止めるフリくらいちゃんとできるからモテるんです。その子がセフレでよかった!と思うくらいにはマメに連絡をしてドキドキさせる台詞を言える。複数の女性をお姫様扱いする努力があるからセフレを維持できる。

セフレを努力して手に入れている男を全く評価せず、何もしないでもそれなりの可愛い子が自分の好きに扱える肉の塊として提供されるなんて、女は豚の餌じゃないんだぞこの豚野郎。と思いながら帰りました。


【承認欲求に女を使いたいだけのBさん】

Bさんは一流メーカーの営業5年目で、年収・身長も高ければ性格もいいというすばらしい条件の持ち主。であるにも関わらず彼はモテません。悲しいくらいモテないので飲むと私にクダを巻くことも。

私「モテたいって、どんな感じになりたいの?」

Bさん「電車で同じ通勤経路でずっと見てましたとか、店員さんに告白されるとかそういうのがいい」

私「(ありえないんですけど)それで告白されたら付き合いたいん、ですか」

Bさん「いや、なんかこう、グレーな感じでみんなに好かれつつ、付き合いたくないっていうか、いや彼女も欲しいんだけど、(彼女は家柄が)いいとこの子じゃないと」

私「えっと……その子たちに何をしてあげたいわけ?」

Bさん「何もしたくないよ~!何で俺が何かしてあげなきゃいけないの!ただ、彼女たちが俺との週末デートをめぐって喧嘩したり、それで俺は笑いながら見てたいんだよね、その光景を」

このドクズ。帰りがけに告白されたけど「あ、私いい家の子じゃないんでっ☆」って残念そうな顔して帰りました。Bさんのコンプレックスは自分がちやほやされたいレベルまで褒められてないことであり、承認欲求の材料のためにモテという状態を作りたいだけ

こういう場合、承認されたいならTwitterで面白ツイートでもしてろよ……と思うのですがこういう人ってTwitterでも「今日のご飯は天丼」みたいなつまらないツイートしかしない。なぜかと言うと「黙っていてもちやほやされたい人間にとって、面白ツイートは大衆への媚び」だからです。

仕事では案外それがうまくいったりします。伝統的な日本企業だと「あいつは積極的には話さないが、いい仕事するやつなんだよな」と認められることもあります。男女関係は違う。オーバーに自信をもってプレゼンしたほうが告白だって通ります。日本は恋愛文化のほうがよっぽど外資系企業的です。

さて彼は結局、受身過ぎる承認欲求がこじれたころ、積極的に言い寄ってきたサークラに食われました。承認欲求を埋めたいあまり、承認欲求のために男を利用するサークラに食われるとは、なんとも因果応報です。


【モテない理由を用意して心を守るCくん】

「モテたい」とため息のように言う人でした。お酒に弱いのか1杯飲むと「モテたい」「モテたい」。しかし彼がモテない理由は今までの人たちより明確でした。ヨレヨレの服、整ってないヒゲ、ヤニっぽい歯。そう、彼は清潔感ナッシング。清潔感がないと男性は脚きりされます。

私「Cくんは素材がいいんだからちょっと美容院行って、服変えればすぐモテるよ!」

Cくん「いや、俺は見かけで男を判断する女は無理。っていうか俺スーツこだわってんだけど」

私「(スーツにこだわるなら洗濯にこだわってよ!)……じゃあ、Cくんはどんな子にモテたいの?」

Cくん「漠然とモテたいだけなんだ。本当のバリューを俺に見出してくれる子に」

私「私もオシャレではないから言いづらいけど、たとえば歯のクリーニングに行く、とか」

Cくん「いや、そういうことまでしたくないから。何だよ、所詮女は見た目しか見ないんだよな。マジでそういうとこがクソ。死ねばいいのにあいつらなんか」

目の前で女として死ねばいいのにと言われたので、そそくさ帰りました。

Cくんは内面を理由に拒絶されることが怖すぎて、モテなくなる他の理由を探していました。モテたい。けれど努力した結果拒絶されたくない。だから安易に拒絶されるような言い訳を作っておきたい。そこであえて女性が好感を持つような外見を放棄しています。ひどい外見を気にしない人こそ、自分をほんとうに愛してくれるだろうというものです。でもそんなひねた心を持つ人を愛する女性は少数派でしょう。結果Cくんはモテずに、お決まりの「どうせ女は外見なんだよトーク」が始まるのでした。


というわけで、私の結論は「モテたいと言って努力しない人は、本音ではモテたくない」です。モテたい、と言葉にしながら、本当の欲望は人を乱雑に扱ってみたいとか、承認欲求を満たしたいといった別の場所にあります。それがかなわない限りモテたくありませんし、その欲求さえ叶えば彼らのモテ欲は消えてしまうでしょう。

ではなぜこんなにもそろって「モテたい」と言うのか。それは「本当の欲望を隠したいから」です。「モテたい」とつぶやいているうちは本当の欲望を話さなくて済みます。彼らだって社会性はありますから「俺って承認欲求が満たされてないから何もしなくても女が寄ってくることで社会的ステータスを感じたいんだよね」じゃ女性どころか人に軽蔑されるって判っています。でも、そんな自分を変えるつもりはさらさらない。そんな彼らの免罪符が「モテたい」なのです。

「モテたい」だけでその努力が全く見られない男性は、
モテたくはない、ただ「モテたい」と言い続ける地位に安住したい
そういう気持ちが見て取れました。

でもいつかは「今のままではモテない」自分と向き合わねばなりません。彼らが本質的には一番恐れている「孤独」になりたくないならば。

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【2014/11/28 18:52】 | 恋愛こじらせ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
駐妻コミュニティで静かに広がる新興宗教

少なくなってきたとはいえ「駐妻」という言葉は憧れの響きを持っている。自分は専業主婦として海外で奮闘する夫を支えながら毎日お稽古事。タダで外国語がぺらぺらになって帰国する-私が何も駐妻について知らなかったときに抱いていたイメージはこんな感じだった。地味なメーカーに勤める父を持った私にとって駐妻という職種はドラマにいるような、遠い世界の出来事だった。

しかし、現実がそう甘くないことは指摘され始めている。英語は思ったほど話せない、現地の駐妻コミュニティに頼らざるをえない。そうするとますます現地語や文化とは遠ざかってしまう。

駐妻ヒエラルキー社会での息苦しい生活。夫のほうが海外適応できずに鬱になってしまう。帰国したときに期待される「ペラペラの英語と優雅な暮らしぶり」。駐妻は思ったよりストレスフルな生き方である、ということも認識され始めているだろう。

そもそも、海外に一定期間以上在住する日本人女性は3パターンくらいいる。

(1) 長期留学生
自分の意思で海外に来た学生。多くは大学生以上。英語を学ぶ必要性にかられている。学校で現地の友人も作りやすい環境にある。また、学生同士の日本人コミュニティが都会にはあり、学生同士を頼ることができる。FaceTimeなどデジタルツールも使いこなし、日本のメディアや友人とも接点を持つことができる。先進国留学だとお金はなく、休み期間にはビザの許す範囲でバイトをすることも。

(2) 駐妻
夫の都合で海外へ来た女性。ベースの語学力は無いことが多く、子育てをする場合は集中的に学習する時間もない。現地の人間と接点は少なく、あっても語学力がハンデになり社交的になれない。駐妻を見つけコミュニティに属したり、習い事をすることで移住のストレスから逃れることができる。結果、10年駐在しても現地語を話せない人もざらに出る。貧乏なことは少ない

(3) 現地人と結婚した妻
国際結婚により海外移住した女性。滞在期間が長い&夫側の親族は現地にいるため子育てなどのサポートは駐妻より得られる。半面海外赴任給がないので駐妻より所得が少ない。国際結婚をしていても現地で勤務できるほどの語学力がある人はまれなので日本人レストランでバイトをするなどして糊口をしのぐ。夫/子が人種差別に遭うリスクがあるなど、他のグループとは異なる悩みを抱える。

このように全員が違う特性を持っているため「日本人」というだけでは仲良くなることが難しい。駐妻が同じ境遇の女性たちと唯一の鬱憤晴らしにアフタヌーンティーへ行く姿は、留学生から怠惰に、現地人妻からは贅沢に見えるだろう。そんな中、孤独な駐妻に忍び寄るのが「日本の新興宗教」だ。

日本の新興宗教で海外進出している団体は意外と多い。現地支部には「本国」から指導者が派遣され、留学生している日本人スタッフを雇用することもある。
日本発の宗教なのでテキストや演説は日本語で実施される。海外に放り出されて夫は多忙になり、寂しい思いをしている孤独な駐妻にとってはオアシスのような「日本人コミュニティ」が用意されている。

新興宗教も海外での役割をよく理解していて、よくパーティや日本人会を開き、日本人の友人を求める人にとってハードルが低くなるような一般イベントを実施する。しかも、宗教という特性からかここには"留学生からの差別的な目線" "駐妻同士の張り合い"が存在しないので心安らぐ人も多いであろう。

最初は日本人サークルのようにして会に参加し、徐々に「こんなすごいことを言ってる方がいるんだけど」「1日1ついいことをするボランティアに参加しない?」などと言って宗教色が強まっていく。そこで危機感を抱く人がいても、得てしまった居心地の良い日本人コミュニティから抜け出すことはできない

こうして、新興宗教は現地で勢力を伸ばしていく。駐妻は駐妻同士でもつながりを作るため、外への勧誘も容易だ。留学生と異なり"日本人が怪しい宗教を広めてきた"と同級生から思われるリスクもない。こうして、新興宗教が「日本人会」という盾に守られて静かに広がっていく。

夫はこういった妻の変化に気づかないのだろうか?私の知る限り、答えは否。

駐在男性のほうが一般的に海外赴任でストレスを受けやすく、異なる労働体系や文化に苦しむ事例が多い。飲ミニケーションを図ったらパワハラで訴えられたり、現地スタッフに「1日1時間も残業させられるならストライキするぞ」と脅されたりする。とても妻の交友関係の変化になど鋭く目を光らせる余裕は無い。夫が妻の変化に気づくのは家に神棚か仏壇が置かれたり、「修行」で数日外泊されてから

新興宗教にそこまでネガティブな意識をむやみに持ちたくはない。駐妻が鬱になるリスクは、新興宗教なしでは有意に上がるとすら信じている。しかし、その存在を事前に知らず海外駐在へ同伴するのと、しないのとでは自分がどう海外で暮らしたいかについて、心構えが変わるはずだ。

【2014/11/28 12:29】 | メンタルヘルス | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
未成年のうちに毒親から生き延びる方法


毒親から逃げたい、そう思ったときに最も役立つのはゆがみちゃんの記事ですが、今回は第2の選択肢として奨学金による留学を提案したいと思っています。

毒親とは”子供の成長にとって毒になる親”の略で、身体・精神・言語・性的な虐待に始まり、人格を否定する、生き方をひとつしか認めない、何をしても嘲笑する、兄弟との極端な比較などをする親。親がどう思うかではなく、「理不尽な親の欲求によって自分の人生が妨げられていると」子どもが考えるかどうかで毒親かが決まります。

毒親から生き延びる方法はいくつかありますが、たいてい資金が必要です。ゆがみちゃんの例でも高校生からバイトをしていますが、毒親でも「私の定めた生き方以外認めない」タイプの毒親や「世間体を異常に気にする」タイプの毒親では高校バイトもままなりません。

高学歴を目指して親元を離れたいのであればバイトは勉強時間の障壁にもなります。そこで、「資金が無くても」「世間体を保った形で」「未成年の段階で」自分を守る方法として留学を提案しようと思います。


【毒親から逃げると決心することが一番大事】

毒親に育てられた子はまず「自分が虐待されていた」ことを認めなくてはなりません。赤の他人から振るわれた暴力と違い、親を毒親と認めるのは子供にとって怖いことです。

例えば、親が寝込んでいて子供にご飯を1回作ってあげられなかったら、それは虐待?例えば1度叩いてしまって、後悔して子供に謝って二度と殴らなくても虐待?答えは「自分の身が危ない」と思ったら虐待だと思っていいし、逃げていいです。

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私はおそらく、虐待を受けて育ちました。

母は自営業の社長として忙しく働いていたので、私はお手伝いさんに育てられました。母が「うっかり」お手伝いさんのシフトを入れ忘れると、私のご飯が抜きになりました。

保育園ではよく連絡帳という、保護者と教諭の相互連絡帳がやりとりされます。おなかがすいたときはそれを齧っていたので、私の連絡帳はいつも端っこがびりびりに破れていました。

保育園や小学校の昼食が命綱になっていました。先生には早く食べる上に好き嫌いのない子として褒められました。いじめっ子には私がいつも同じ服でご飯をがっつくのが浅ましく見えたのでしょう。いじめられてご飯を捨てられた日もあります。そんな日はお風呂場へ行って、水道水を飲んで我慢しました。

暴力もありました。時にはコンロへ手を突っ込まれそうになったり、冬に冷水を浴びせられたり。酒乱だったので酔っ払うと暴れて物を破壊し、対象が私になることもありました。

母の「うっかり」でホームレスになったこともあります。家を買い換えて引っ越す予定なのに資金が足りず、一家がそれぞれ違う家へ身を寄せました。親戚は最初のうちこそ優しいけれど、滞在期間が10日、1ヶ月と伸びるうちに冷たくなり、最後には追い出されるものと知りました。

母が「うっかり」私の生活費を渡し忘れることも多々。最初は歓待されても、最後にはトイレへ行くこともままらなない。人の家の水を無駄に使って・・・・・・という声を、毎年遊びに行っていた親戚から聞くのは辛いものでした。

一番堪えたのは言葉の暴力でした。激情型の母はよく勢いに任せて「堕ろすつもりで妊娠したのに」「どうせ10歳で死ぬ運命にある子だ」と浴びせてきました。不思議なもので、100回も「10歳で死ぬ運命にある」と言われ続ければ信じるものです。私はてっきり10歳で死ぬと思っていたので、小学校5年生を無事修了したときどう生きたらいいか呆然としていました。

思春期になって将来を考えたとき、私はこの母を背負えないと強く感じていましたし、結婚や就職なんてまともにできないだろうと思っていました。
その前に、自分の精神もガタガタ。12歳時点で既に自殺未遂を2回経験していました。

ここまでされてなお、私は自分が虐待されていたとは思いませんでした。母が変な人であることはわかっていても、ヒステリーの部類だと思っていました。父もまた母を愛していて「母さんの言うことが正しいから」と繰り返し私に教えました。同居している家族にとっても虐待を認めることはとても苦しいのです。
虐待と認めたが最後、愛する妻を失うとしたら?そもそも結婚に反対されていたのに、親戚中に「やっぱり間違っていました」と認める苦痛は?自分も加害者として子供から引き離される可能性は?

さらに、母にも「普通の母親」を全うした時間がありました。一緒にホットケーキを作りました。私立中学への進学費用は母から出ました。九九の歌を小学校入学前に一緒に歌って、教えてくれました。虐待をする親全員が年がら年中虐待をしているわけではありません。どんな親にも、優しい時があります。それでもその母親を突き放す?恩を忘れて?

自分が死ぬか、生きるために母を殺すかまで葛藤し、取った選択は「母から離れる」でした。


【生き延びるための留学】

国内の全寮制の高校は男子校か、入寮に所得制限があります。また、高偏差値であるなど「そこでなければいけない理由」が必要になります。しかし、海外ならどうでしょう。海外であれば3年以上滞在することで帰国生として文科省認定が下り、日本で大学受験をすることができます。私の場合は、姉が母親との軋轢から国外に住んでおり、永住権まで獲得していたので前例から学びました。

「Secondary School, The United Kingdom」この検索ワードが、私を母から救ってくれました。海外なので、親もさすがに追ってこないという安心感から私の精神も安定しました。☆アメリカとイギリスでは高校の英語表記が異なりますので、アメリカの高校を探すなら「High School, The USA」です。

こうして16歳から私は親元を離れて暮らしており、現在まで1度も同居していません。その後精神科で治療を受け、虐待された事実を受け入れたり、親をいい意味で「諦める」ことができるようになりました。

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【奨学金制度は怖くない:言語能力&成績問わない分野も】

留学には高いイメージが付きまといます。もしあなたが先進国へ自費で留学するのであれば、答えはイエス。しかし、奨学金を手に入れて国費で留学することもできます。奨学金については日本学生支援機構に最新情報が掲載されています。

奨学金を取得するために、優秀な成績は必ずしも必要ありません。奨学金には、返済しなくてはいけないものと、完全にもらえるものがあります。このうち、完全に給付されるものは倍率も高く成績優秀者が集まりますが、返済タイプはそうでもありません。

また、奨学金には3種類あり、
(1)国が支給するもの
(2)地方自治体が支給するもの
(3)留学先の国/学校が支給するもの
があります。地方自治体の支給も考えると「東京の有名学校生が優遇されやすい」わけでもありません。

留学は主に大学生向けのものが多いのですが、地方自治体の奨学金では「高校在籍者」を募集するものも多くあります。今私が閲覧した限りでも、「埼玉発世界行き」奨学金では、埼玉県内の高等学校(特別支援学校の高等部及び専修学校(高等課程)を含む)に在籍していることが応募条件です。

高校生を募集する留学制度は、親御さんが反対することもあって応募者も少ないため受給しやすい傾向が。私のように親から「家庭からタダで消えてくれればありがたい」と思われていた子供には、もってこいの制度です。

外国政府支給タイプの奨学金留学制度では、ブルガリア語圏などマイナーな言語圏であれば条件が「学歴問わず&言語能力問わず」まで緩和されます(2014年11月現在)。マイナー言語は英語・中国語に比べて大学の研究者やその言語圏取引のある企業で重宝されたり「その道のプロ」になる就職の可能性も開けます。応募資格に言語検定がないのも魅力です。


【何を準備すればいいか】

まず、奨学金一覧を見てみましょう。ネット上でpdf形式にて公開されています。最新情報はこちらで見られます。pdfの表は文字も小さくて最初はくじけそうになりますが、時間のあるときに落ち着いてじっくり目を通してみてください。世界中から日本人学生が募集されています

高校中退はできる限り避けてください。留学のチャンス、就職のチャンスは高卒以上もしくは高校在学中の学生にしか巡ってきません。可能な限りは在籍するように努めてください。

もし「心に余裕があって」「親から逃れるためなら何でもできる」と思えるならば、英語の勉強をしてください。英語ができるだけでも、現地での不自由度がかなり下がります。中学校の復習だけでも充分です。

現在形、未来系、過去形だけでも使えるようになりましょう。
できれば「おなかが痛い(I have a stomachache)」
「トイレはどこですか(Where is a bathroom?)」といった言葉は丸暗記できると緊急時に助かります。

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最後に、今までどんな人生を歩もうとも、あなたは必要とされる人です。あなたが今生きて、これを読んでくれているだけでも私にとって心強いです。生き延びていてくれた勇気を尊敬します。

ただ、もしあなたが自分を単なる虐待のサバイバー、毒親の被害者と思うのなら、親から離れて「毒親の被害者」から三段跳びで「貴重な人材」になることも知っておいてください。今は外国語を話せなくても、親のいない安全な場所で努力するチャンスがあります。選択肢が常にあると知るだけでも、今を生き延びる心の支えになればと思います。

【2014/11/25 18:41】 | ライフハック | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
職業と言う名の『女子』

ある日友人から電話がかかってきました。「女子というものがさっぱりわからん」と。

友人は大学を出てまっとうに働いている20代男性で、学生時代からの彼女がいます。その彼女が女子会で彼との小さな喧嘩をした話をしたところ「そんな彼とは別れちゃいなさいよ」と非難ごうごうだったとのこと。喧嘩の内容も一応聞いたのですが、あまりに些細で私も覚えていません。喧嘩の体裁をもったノロケみたいなものです。

「こんな些細な喧嘩で別れていたら彼氏と長続きできないじゃないか」と困る友人を電話越しに聞きながら私は爆笑。だって、女子会の会話を文言どおりに受け止めるなんて、女子は絶対にしないからです。

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女子会に代表される「女子」の言動は、極めて社会的でビジネスライクな「女子という役割」を果たすためにあります。仕事の場で敬語を使用するのと同様に、女子会にはルールと役割があります。たとえば、こういったものです。


ルール1 女子会では女子の地位を最上とする

件の彼氏のケースです。女子会ではAちゃん、Bちゃん、Cちゃんがいるのではなく『女子』というひとつの社会的集団が話をしています。だからAちゃんが外敵から貶められることは女子全体の尊厳に関わる問題なのです。女子をないがしろにする男性は『女子会』において切り捨てられねばなりません。ただし、女子という役割は女子会の間だけ有効なので、バイバイしたらさっきまで女子会で散々貶された彼氏の家へ帰って一緒に寝ればいいわけです。

このルールで切り捨てられる対象は主にデートした相手。ネタ切れになると、「女子にこんな扱いをするなど許さん」という会話をするために合コンがセッティングされることもあります。また、女子会の外敵は『そのときの女子会における外敵』としていいネタになっているだけですので、次回の女子会まで同じ相手を吊るし上げることはまずありません。


ルール2 和を以て貴しとなす

女子間では社会的勝者・敗者を明らかにする言動は避けられます。そのどちらもが嫉妬や憐憫など、女子という結託を超えた感情を呼び起こすからです。したがって仕事が忙しいか聞いても、昇進については聞きません。彼氏ができた子からノロケは聞きますが、喪女に最近の非モテを報告させません。恋愛・結婚でも突っ込むのは相手が正社員かどうかぐらいまでで「で、年収いくら?」なんてやったら総スカンです。

聖徳太子は10人の言葉を同時に理解したと伝わっていますが、女子は10人で和を作ります。なお『マウンティング』に代表される女子を貶める行為をする女子は一部存在しますが、そのうち孤立します。


ルール3 諫言より甘言を選べ

「不倫始めました」や「割り勘デートなので男を振った」といった話題は女子会でも盛り上がるトピック。既婚者との恋愛の是非、奢る割り勘議論は特に意見が割れやすいもの。「あなた結婚したいのにそれじゃ厳しいよ」といった諫言をつい友情のあまり言いたくなる人もいるかもしれません。

しかし女子会でいさめる言葉は禁忌です。ルール1「女子会では女子の地位を最上とする」が破られない限りは”今の年齢なら既婚者と遊ぶのもありなんじゃない?”、”奢られたいっていう価値観は変わらないものだから早めに別れて正解!”といった甘い言葉を選びます。女性がどうしても友人をいさめたいときはサシで行うのがルール。こうして「女子」という仕事に近い関係性から、個人間の友情が育まれます。

このように、女子というのは社会的で、ビジネスライクな関係です。女子会をする=仲がいいというわけではありませんし、逆にドラマ『FIRST CLASS』のように全員悪女なわけでもありません。女子という社会的役割を果たすためにはルールを知る必要があり、女性は成人するまでにこれらのルールを押さえています。しかし、ルールがあまりに『女子』という役割特有のため男性にはわけのわからない言動が見られるのです。そんな男性には「会社のちょっと仲がいい同僚と休みに話しているようなもの」と伝えると納得いただけます。

ボーヴォワールの言葉を借りると、人は女子に生まれるのではなく、女子になるのです。

【2014/11/19 12:12】 | 恋愛こじらせ | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
日本の格差社会は「差が見える」から問題になる:サイゼリヤで食べることで”気遣う”富裕層
友人から、最近の親仲間はサイゼリヤで飲み会をすると聞いた。なんでサイゼなんかに、と思ったら背景は貧富の差にあるらしい。金持ちも貧乏な家もクラスの親御さんには混ざっており、波風立てないためにはたらふく食べても2000円くらいで済むサイゼリヤがいいのだ、という。つまり、富裕層側の”気遣い”である。

格差社会という言葉はもう新しくない。また、日本特有のものでもない。アメリカでトップ0.1%の富裕層がそれ以下の富の総量を超えたようだ。1929年、世界大恐慌の時代以来のことらしい。下の図はハフィントンポストが作成した格差を示すグラフ。
1975年から2007年までに、収入がどのように分配されてきたかを国別で示している。トップ1%が握る富が全体に占める率が茶色になっている。これを見ると、アメリカ、カナダは特に格差がひどい。


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格差社会自体はどの国にも溢れているし、格差が”ある”こと自体は問題ではない。格差を乗り越え、上昇するチャンスが受験や福祉で平等に与えられていれば、むしろ格差は「がんばった分だけ報われる」社会の表れでもある。とはいえ、富裕層への移動が頻繁に起きるわけではない。中央大の山田昌弘教授は日本の問題は「格差の固定化」にあると述べた。がんばった子ではなく、お金持ちの子がお金持ちになる傾向が強まっているというのだ。

しかし、それでも国民の満足度に大きな影響があるとは思わない。金持ちが連日パーティをする中で労働者が餓死するほどの格差があれば別だが、貧しくてもそれなりに生きていけて、コミュニティで受け入れられる場所があれば満足ではないだろうか。その考え方は”マイルドヤンキー”のような、脱成長志向の若者に反映されている。-お金持ちにはなれなくても、地元で仲間と行くいつもの場所が幸せ-という価値観は、少なからず共感を誘う。

しかし、日本では格差が問題視される。
なぜならば「貧しい家と、富裕層の家が頻繁に接触する」からだ。

たとえばイギリスでは貧しい家の子と、富裕層の子が一緒に授業を受けることはない。イギリスは階級社会なので、富裕層の子弟は全寮制の私立に小学校から通い、そのまま大学進学を目指す。

いっぽう、労働者階級の子弟は公立高校で義務教育を終えるとすぐに労働者になる。階級によって利用するスーパーマーケットすら異なるので、接点はほとんどない。仮に労働者階級からベッカムのようにサッカー選手が輩出されても、彼の階級が上昇するわけではない。英語のアクセントすら異なる階級社会では、幼少期の教育からやりなおさない限り階級を変更できない。

別にイギリスの階級社会が優れているというつもりはないが、少なくとも私が知る範囲で固定した格差=階級があることを問題視する声は聞いたことがない。かく言う私も中産階級の学校に通ったので、労働者階級の声すら知らないのだが。

しかし、日本は違う。日本ではごく一部の子供を除き、初等教育を公立の学校で受ける。地域差によって貧富が多少分類されていても、必ずそこには貧乏な子、裕福な子が混ざる。私は”東京だったら普通、地方では金持ち”くらいのそこそこ家庭で育ったので、小学校で貧乏で家にシャワーが無い子を見るのは衝撃だった。彼らも彼らで、夏休みに今年はどの国へ行こう?なんてノンキな話をする私のことが許せなかっただろう。

いったん交じり合った交友関係は続くこともある。facebookには小中学校の友人が複数いるが、同級生Aはフルート奏者になってミュンヘンに留学しており、同級生Bは18歳で結婚してトラック運転手の夫と一緒に3人の子供を育てている。音楽留学は年間600万以上かかるとも言われ、私の家庭ではほぼ不可能。このような歴然とした差が「同級生」というあたかも同じくくりで扱われることに違和感を禁じえない。

そして、そういった場合に遠慮するのは「富裕層」だ。ご飯を食べるとき外ならサイゼリヤかさくら水産で、それでも相手のペース以上にお酒を飲んではいけない、海外の話はしない、暮らしぶりが判るような話ではなく「男女間の友情ってあると思う?」みたいな、誰とでも話せる話題を選ぶ。それでもちらっと現状がもれることがある。そのとき、富裕層は「しまった」と思い、貧困層は「なぜ”同じ”なのにこんな差が」と思う。

格差が問題に見えるのは、目に見える場所に差があるからだ。派遣社員の前に正社員が座っていて「同じ」仕事をしている。「同級生」で貧富が明らかに違う。平等だといわれているのに実情が異なるとき、怒りが生まれるのは当然のことである。

そういう意味で、私は階層別に学校を分けたり職場を分けたほうがいっそお互いにやさしくなれるのではないかと、一番最初のサイゼリヤの件を聞いて思っている。無論、教育という格差移動のチャンスをむしろ今より手厚く用意しながら。

【2014/11/12 12:31】 | 未分類 | トラックバック(1) | コメント(17) | page top↑
性暴力のサバイバーと支援者のための情報サイト「サバイバーズ・リソース」開設に当たって

私事も私事なのですが、つい先日「サバイバーズ・リソース」というサイトを開設しました。性暴力の被害に遭われた方(サバイバー)、その周囲の方、研究者や支援者の方にとって有益となりそうな情報を集め、配信していくサービスです。

といっても、ここで正義とか人権がという公的な発言をするためにブログを作ったわけじゃないので、ここからは完全になんで性暴力サバイバー支援に携わったのかや、この設立までの紆余曲折を酒を片手に書きたいと思っています。

そもそも私自身は、12歳の頃に友人がレイプされている現場を目撃しました。荒れていた小学校では、早くもレイプがいじめの一部として扱われていました。その後17歳の頃、自分もレイプの被害に遭いました。その後精神療法でしっかり立ち直るまではセックスの最中に泣き出したり、事件現場に近い臭いを嗅ぐと戻してしまったりとやっかいな体を抱えました。

現在は普通に暮らしていますが、やっぱり3次元レイプものAVは正視できません。陵辱ものは小さな合意が見えるから全然OKなんですが。

でも、被害にあったことが私を駆り立てたとは思えません。今は精神的にもとても安定していて、メンヘラの人を遠ざけるようになり始めています。多くの活動家の方へは申し訳ないくらい、私は一般人サイドに近くなってしまっています。

だから、普通の人が性暴力の情報なんてエロくなければどうでもいい、ということもわかっています。私だって重たいレイプの話題を延々見るよりは、はぁちゅうの恋愛トーク見ていた方が何も考えずにいられるから楽です。

ただ、数点だけ「許せないこと」があったから活動をしてきました

たとえば、

・ 男性・トランスジェンダーの人は「被害に遭った人」として扱われづらい
・ 女性でも、年齢や外見などを理由に「被害に遭った人」ではないと中傷されたりする
・ 日本中に支援グループはあるが、クローズドな空間になっている

このあたりはずっとモヤモヤしていました。

北海道から沖縄に引っ越したら、相談窓口をまた一から探さなくてはならない。性暴力防止・反対活動をする団体の代表は精神が不安定な方も多い(失礼)ので、数年でメンタルの不調を理由に「ウェブサイトはあっても活動していない」幽霊NPOがゴロゴロしてしまう。いざ自助グループに行こうかと思っても「男性はお断り」。生きるのだけで精一杯の人もいるのに。

一緒に働いている方たちと「性暴力防止関連で何かやろう」というラフな話題から、「情報提供をする”Yahoo!性暴力”的なサイト」があったらいいのではないか、という話になり、設立まで丸1年くらいかかりました。

でもとりあえず、発進はしました。正直不安でいっぱいです。まだWordpressもロクに使えないのに。ユーザーインターフェースもまだまだ改善の余地があります。でも改善まで数ヶ月待ってください。任意団体として、予算全部持ち出しで始めた所業ですので、少しずつ、少しずつ。

でも、例えば寄付金できちんと各団体を取材したり、影響力のある方のコメントをいただけるようになれれば嬉しいです。性暴力について理解していただいて「わくわく」とか「知らなかった!」とポジティブに思えるような、まえに進んだ気持ちになるような、そういうメディアになればいいなぁ、と団体の意向を完全にスルーして、個人的には思ってます。

ああ、結局宣伝っぽくなってしまった。少なくとも私は誰かの為に、なんて素敵な話ではなく自己満足のためにやってます。だから、ブログがもう1個増えたと思っていただければ幸いです。ただしサバイバーズリソースはシラフで書くけどね。開設直前まで幽霊会員になっていたので、そろそろ仕事しないとクビになりそう。

★「うちの団体のイベントについて掲載して」なんかも大歓迎です。むしろ全国に散らばりすぎててもう情報つかめない。私も社会人ですし、どこまで関わり続けられるかは分かりませんが。

【2014/11/12 01:19】 | メンタルヘルス | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
お金がなくてユニクロを買えない私たちの話


20代の私がまだ小学生だったころ、ユニクロが世界に現れた。安くて品質が悪いものと、高くても品質がいいとは限らない服しか無かった世の中に、ユニクロは「安くて品質がいい」服を連れてきた。
タートルネックやジーンズは使いまわしがきくから重宝した。地元のEDWINが潰れた。2003年にはヒートテックが出た。完売御礼で手に入らないレアアイテムと化したヒートテックのために、転売ヤーまで出た。

オシャレな友人はユニクロをバカにしていた。カラーバリエーションも一世代古いし、形がベーシックすぎる。真実だ。だが、当時流行っていた10代のブランド - CECIL McBEEを筆頭としたギャル服かグランジファッションはどちらも縫製がお粗末すぎて、1回洗えばほつれるような品質。値段はユニクロの3倍。「質を選ぶから、私はユニクロ」と堂々と言える時代だった。

さて、10年経った。

この前久しぶりにユニクロへ服を買いに行った。大学時代に古着屋で買うことを覚えてから、そもそもあまり新品の服を買うことが無くなった。最近の買い物はフリマアプリのメルカリでCelineのバッグを7000円で買ったのと(すごく勇気が必要な値段だった)、Visで3000円の帽子。H&MがAlexander Wangと組んだアウターは気になりつつも、18,990円は高い。最近買った一番高い買い物はAlexander McQueenのストールだけど、ユーズドだから1万円以下。これでも随分高いと思った。"作品"レベルだと思っても1万円以上を服にかけるのはちょっと考えたくない。

そんな奴がユニクロに行ったのはその日急にお泊りになって、服が無くなったからだ。前は楽しみにして入店していたユニクロが、コンビニのパンツみたいに「仕方なく買うもの」になっていた。

そしてスカートを物色。「高っ」と思った。
昔しまむらにあったような品質のスカートが4000円した。でも丈があまりに短すぎてオフィスへは着ていくことができない。まさかJJ読者がユニクロへ行くと思ってるんだろうか。諦めてスカートの下に履くタイツを探す。高い。ヒートテックしかないので、1足1000円する。11月上旬にヒートテックなんて履いたら、オフィスで蒸発しちゃう。私がほしいのは300円で買えるただの黒タイツなのに……。

なんで「ユニクロへさえ行けば最低限の衣類はなんとかなった」時代がなくなったんだろう。まさかのユニクロで「明日何着て生きていく?」と頭を抱えた。「ああ、この百貨店にLowrys Farm、H&M、若作りと言われてもいいからOlive des Oliveでもあれば!」と思って気づいた。

私たちはファストファッション漬けだ。

そう、2000年代からユニクロより可愛くて安く、そして最低限のお洗濯に耐えられるものが世にはたくさん出ていた。Earth Music & Ecology、Lowrys Farm、Rope Picnic、ZARA、E-hyphen World Gallary。私たちの世代はこれらが「ファストファッション」だなんてもう思っていない。立派なカジュアルファッションだと思っている。United ArrowsやSHIPSは高級品だから、アウトレットでしか見ない。アウトレットでもちょっと高すぎると感じている。

ファストファッションに慣れ親しんだ私たちにとってモードファッションもブランドが好きなバブリー世代も「特殊な人たち」だし、オシャレは好きでもがんばらなくたっていい。オフィス勤務ならジャケットはtheoryで3万円を出すかもしれないけど、中はぜんぶZARAでいい。(そもそもtheoryが高級服だと思っているなんて言ったら一昔前は叱られた)もしかしたら10年に1回、すごい金額を出してバッグを買うかもしれないけど、そしたら次の10年使い倒すだろう。

そう考えている人種にとって、ユニクロは「アウターとして堂々と着るには安っぽいし、デイリーで使いまわすには高い」のだ。ワンピースは膝丈のものがぜんぜんなくて、もしかして布地の面積を減らしてコストカットしたのかな?と穿った見方をしてしまうくらいだし、チュニックはLowrysかJEANASISのほうが安い。

今の大学生は幸せだと思う。1万円あれば全身それなりの服でコーディネートできる。ユーズドでいいならブランドだって身に着けられる。フリマアプリでは「20代の頃着ていたシャネルのバッグがもうムリだから」と出品される。リサイクル、リユーズ、リデュース。小さい頃から教わったエコな暮らしは、どうやら浸透している気がする。

たぶんユニクロからこの方針が消えない限り、私はユニクロへ行かなくなるだろう。ほつれても修繕すれば5年着られそうな無印良品のワンピースを買った。

ユニクロは売上げが前月比10.5%増だそうで、きっと買わないほうが間違っているのだ。けれども、友達とユニクロに行った、彼氏とユニクロに行ったって話を聞かない。きっと、20代の世界からは、徐々にユニクロが消えていっている。なんでだろう?と思っていた。判った。ユニクロは高所得者のものとなったのだ。高所得者の、プライベートウェアだったのだ。私たちが、貧しくなったのだ。

私たちは、お金がないから、ユニクロを買えない。


※ 20代後半の年収を見ると、18年前より男性だけの統計でも約50万円年収が下がっています。年収が413万円ある男性にとっての衣類代4000円と、年収が367万円しかない男性の衣類代4000円は、価値が全く異なります。

【2014/11/05 18:49】 | マーケティング | トラックバック(0) | コメント(47) | page top↑
貢がせ地雷女がわかる雰囲気重視のご飯スポット厳選3店

初デートのご飯場所にはドキドキさせられます。これから付き合える相手なのかどうか、場所選びが相手にとって不便でないか、食への価値観はどうか、コスパをどう捉えているのか、全てが判断されてしまう場所だからです。

と同時に、初デートは地雷女(ここでは金を散々貢がれて高級レストランに慣れている割に、大して美味しいものが好きなわけではない女性を指します)を発見するいい機会でもあります。ちょっと値のはる店へつれていくと、その子が店慣れしているか、それでいて味は重視しているのか理解できるわけです。美食家にとってステータスの高い店を求めるだけの人はニセモノ美食家なので、排除の対象になります。

私は食事に精力を傾けているほうなので「パイプ椅子でも美味しいホルモン焼き」のほうが「素敵な景色の見えるフレンチ」より好きですし「珍しいワイン」よりも「美味しい3000円ワイン」に喝采を浴びせるタイプです。もちろん美味くて高いはオッケー。しかし、そんな私が『この人、雰囲気が好きなだけで別に味はどうでもいいんだな』と思った人をつれていく場所があります。

味はそこそこ、まずくはないけど何より雰囲気がいい。女性が喜んでくれるなら味は”まずくさえなければ”と思った方のために、今回は雰囲気>味(ただしまずくはない) というスポットを厳選してお伝えできればと思います。

1.ニューヨーク・グリル

天下のパーク・ハイアットホテルに入っているレストランです。厨房が可視化されていて美味しそうな風景、最高の景色、そして選べるビュッフェに生演奏・・・・・・もう女性が喜ばない要素は一切ありません。ルイ・ロデレールというミーハー受けのいいスパークリングワイン(あれをシャンパンと私は呼んであげないぞ)に始まるのが定番の様子。詳細メニューは日によって異なるので注意、メインディッシュ以外はビュッフェ形式。

ここでバラの花束とティファニーのネックレスでも渡されたらうっかり結婚しそうな勢いです。駅から徒歩12分くらいかかるので、タクシーに乗って行くという格好のいい姿も見せることができます。

なお、味はそこそこで別にまずいわけでは決してないのですが、美味しくもありません。ただしあまりにも景色が素晴らしいのでそれにお金を払いたくなる気持ちはとてもよくわかります。高所恐怖症の人を連れて行って吊り橋効果で恋に落とすのなら勧めますが、美食家間では評価があんまり宜しくない、のがこのお店になります。ドレスコードあるため注意。


2.ブルー・ブリック・ラウンジ

今度は気分を変えてカフェへ。表参道のヨックモックと提携しているカフェです。テラス席があり、特に春や秋は好まれます。ランチでも予約でないと長蛇の列。売りはガレットで、たっぷりの具材をガレットへのっけたメニューが大人気です。女性同士かカップルしかいませんし、カップルはパワーカップルの気配がムンムンします。

味の話をしますと、ガレットというのは生地もさることながら、上に乗っているものの鮮度が非常に重要だったりします。その点こちらはちょっとサーモンがぱさついていて、なんだかな・・・感が否めません。しかしソースは非常にいい線をいっており、及第点とは言えるのでグルメでもイラッとはこないかも。意外と量もあります。

女性にとっては表参道駅チカであるかなくていい、テラス席が綺麗、周りにセレブっぽい客が多いなどなどで雰囲気重視でもご満足いただけることでしょう。夜はコスパがいいので特にお勧めです。


3.TOOTH TOOTH

恵比寿・神戸にあるお店です。ここはテラス・夜景といったわかりやすい外見ではありませんが、内装や小物がとにかくカワイイ。とにかくかわいいからもうそれでお金払っちゃう、っていう女子力のお店です。味もそこそこなので、イライラしたり、残したりすることはありません。バランス感覚に優れたお店だと感じます。

価格帯もいい感じを狙っていて、ディナーコースで6,000円くらいなのでデートでも怯えずにオーダー可能です。最初の試金石にはちょうどいい場所と価格帯。アレルギーに対応してくださるなど、サービスもこの価格にしてはかなりいいほうです。何より内装がカワイイ(もう一度言う)。

ただし「これ!」といって美味しい食事は特にないので、できればもう1件いいバーに行って、最上の酒でも味わいたいところ。女子会として望めるレベルでは最高なので、これ以上を望むならある程度外見を犠牲にしてでも味を優先していくか、お値段を上げるしかなさそうです。


さて、とりあえず厳選3店をご紹介いたしました。これ以外の店は私が常用しているので公開が控えられますが、こういう「雰囲気がとても良くて味は悪くない」店をストックしておくと初デートに便利です。一般受けは最高にいいですし、グルメの人にとっては雰囲気重視の人を判断することができます。

こういったお店でオタオタする人は、単にお店の雰囲気に慣れていないだけなので「男性に奢られなれてない」と判断できます。といっても、30歳くらいまでには雰囲気のいいお店に場馴れしていることがビジネススキルとして必要となってきますので、アンダー25歳くらいに有効です。

雰囲気重視=悪いわけではないですが、せっかくなら美味しいご飯を美味しいのが好きな人と行きたいよねということで、あくまで私の好みの人を知るための試金石に使っていた店でした。現状でも人気店ばかりなので予約必須ですが、どうかご利用いただければ幸いです。

【2014/11/04 00:50】 | 恋愛こじらせ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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