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私は美人だけど、ブスっぽくふるまわないと理不尽に叩かれるのはなぜ??

私は美人。とりあえず合コンへ行けば1人にはその日に熱烈な告白を受ける。通勤電車で見知らぬ人に告白されたこともある。読者モデルの勧誘に引っかかる。料理上手だから彼に飽きられることもなく、1年以上付き合うのが当たり前。美人ぷりを鼻にかけてるわけでもないから、たまにいる「同性の友達がいない男の中でしか生息できないビッチ」でもない。

でも、こういうことを書くと特にネットではバッシングされる。事実しか書いてないのに、なぜ?

少し前にこういう質問を某投稿系サイトにアップロードしてみたところ、帰ってきたのは

・美人を自称した瞬間に「美人じゃなさそう感」が漂う
・同様に「自称・料理上手」は料理がまずそう。美味しいなら振舞って実力を見せるだけでいい。
・合コンに行って好かれようとしてる時点で美人じゃなさそう
・ビッチを引き合いに出す時点で同じ穴のムジナっぽい

といった回答だった。

まとめると《他人から褒められるのが「美人」》なのであって、自分でアピールするとブスな上に性格も悪い、という2重の烙印を押されるようだ。もっと厳密に言うと「美人」などという生き物は存在しておらず「他人から美人と褒められる瞬間」だけ、人は美人という枠に収まるのかもしれない。大変勉強になった。


さて、以下の文章を読んでほしい。

日本は美しい。一度観光へ行けばその日のうちに好きになる。電車は正確だし、可愛い女性も多い。料理が美味しい国だから住んでいて飽きもこないし、1年以上住む外国人も多い。謙虚な人が多いから、たまにある「世界の中心が自分かのように自国を語る」民度の低いことはしない。

最近書店に並んでいる日本ハレルヤ本が、むしろ日本を二流っぽく見せていることはこれで浮き彫りになったと思う。日本ハレルヤ本のダサさは、著者が日本人、読者も日本人なところにある。美人が「HOW TO 美人」本を自費出版しているといったところか。ダサい。いくら美人がやっててもダサすぎる。ISILの幹部とダライ・ラマとアメリカ国民全員に絶賛されてから出直して欲しいぜ、男女平等度で104位の国が笑わせる。っちゅー話である。

レストランレビューひとつ取っても、店舗のオススメが掲載されるぐるなびと、個人のレビュー中心の食べログどちらが信頼度が高いとみなされるか。人は他人の評価を、異常なくらい自画自賛より信頼するのだ。そういう意味で、日本ハレルヤ本は"ぐるなび路線"をひた走り、日本がいかにマズい国かを世界に向けてアピールしてくれていると言えよう。


さて、本物の美人に「美人であることをどう思うか」聞いてみた。性犯罪のリスクに晒され、好みの男性には高嶺の花扱いを受けてモテず、友人には嫉妬され、就活もなまじ顔でうまくいくから能力に悩み・・・・・・と苦労も多いらしかった。

しかしそこで被害を訴えても「美人の税金みたいなものだから」とよけい嫉妬される。美人の彼女は「美人かどうかという他人の評価に対しては、受身でいるのが一番」と言っていた。褒められたときだけ「ありがとう」で済ませる。その瞬間だけ彼女は「美人」になるが、その他の時間は嫉妬から逃れ自由に生きる。なるほど、本人が幸せなように生きることが「美しい生き方」か、と納得した。日本が他者評価から逃れて、美しい生き方を会得するには、もう少し時間が必要かもしれない。

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テーマ:政治・時事問題 - ジャンル:政治・経済

【2015/04/07 20:47】 | マーケティング | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
ルミネCM騒動から学ぶ、男が女向けマーケティングをすると自分の憧れ女性像を重ねる悲劇が起きるわけ

百貨店のLUMINEの新CMが炎上した。

ルミネの働く女性たちを応援するCMが酷い内容だった

すでに動画は削除され、謝罪文が掲載されている状況なので内容を端折って説明させていただくと「会社の男性がオシャレ女子と、主人公を比較してオシャレ女子を誉めそやす。主人公はオシャレに変わることを決意する」というもの。”会社の華”とゆるふわ女子を誉めて主人公と差別するシーンから立ち上る、昭和のオッサン臭に貧血を起こした視聴者も続出する迷作CMとなった。

今回私はLUMINE顧客として「このCMを使い続ける限り残念ですがLUMINEでは買い物できません。早く前のように魅力的な広告が生まれることを願っています」とシンプルに抗議したいち顧客だった。が、同時にマーケティング業界にいる者として「男が女のマーケティングやると、こういうことがよくあるんだよなぁ」とブルった。明日はわが社である。

男性が女性向けに広告を作ると、無意識に男性の夢を重ねてしまうことがある。

以前、女性向け文具の販売戦略に携わったことがある。男性がプロジェクトリーダーとなり、新広告を必死で考えていた。徹夜の末、彼が提案してきたのは「ナースが使う文具と言って売り出そう」。ナースといえば憧れの女性、癒し系でもあり強くもある。そんな女性に憧れて新しい文具は売れるに違いない。

いや買わねぇよ。と一瞬思ったが、私がナースなわけでもないから、売れないと証明もできない。私はサマンサタバサで買い物をしないが、サマンサタバサは大ヒットブランドだ。私=女代表なんて、安直な思い込みはやめよう、と反省した。

そこで「憧れの現役ナースがオススメ☆ハッピー文具」というアオリ文を作り、女性たちを集めて見せてみたところ、

「いや、ナースとか激務なだけで別に憧れも何もないし」

「っていうかナースって。笑 今は看護士でしょ。男女差別っぽい」

「ナースが憧れって、オトコの妄想だよね」


予想以上に辛らつなコメントすぎて、一緒にプロジェクトを回していた私まで傷ついてしまった。彼の徹夜から生まれたアオリ文は、こうして散った。その後彼は次々に成功する広告を立案したので、決して彼のマーケティングスキルが低かったわけではない。しかし、女性向けマーケティングをしたこの1回は上手くいかなかった。それはなぜか。

男性の友人に聞くと「大半の女性は極めて受動的に見える」らしい。○○さんがこう言ってたんだよ、今度XXで新しいお店ができるってニュースで言ってた、と情報受信型の会話が女性には多い。

女性は友人と同じブランドを持つことを好む。益若つばさ、藤井リナ・押切もえと、女性の消費を牽引しているロールモデルはいくらでもいるが、男性の購買にはこういうモデルが存在しない。こういう話を聞いていると男性は「女性は他者に反応して物を買うんだ」と思うらしい。

しかし調べ始めると、これだ!といえるほど買い物で参考にされているモデルがいない。女性へインタビューするとすぐにわかるが、女性は雑誌も見る、テレビも見る、口コミも参考にする、ネットも見る。メディアとの接点があるあるづくしで広告を集中させる媒体への決め手がない。それぞれの媒体で参考にしている人もバラバラだ。

そこで困った男性担当者は『ナース』『読者モデル』のような男性が本来合コンに来て欲しい女性像を召還してしまうのである。おそらくLUMINEのCM担当者も、女性を購買に走らせる人物に困って「きっと身近な男性・・・上司だ!」と思いついてしまったのだろう。


ナースで散ったインタビューの後、私は友人へ「こんな人が文房具を買ってたら、私も買っちゃうな」って人はいる?と質問した。友人は口々に「自分に影響を与える憧れの人なんていない」「自分で買うものは自分で決める」と断言した。本当は女性の購買を決めるロールモデルは、自分しかいないのだ。女性が口コミにうんうんと頷き、雑誌を読み、CMを記憶しているのは単に参考データを集めているだけ。たとえ口コミも、広告がなくても、デザインが気に入られた万年筆は衝動買いされる。

ただ、女性は会話で「他者への共感」や「聞き手もわかる話題を出すこと」を重視する。したがって、女性の会話は「誰かの話」になりやすい。今CMをやっているOO、友達が噂してたXX。対して、男性の会話ではお互いに趣味が異なっていてもそれぞれが好きなものを勧めたり、別行動をすることをいとわない。その結果、男性から見た女性は「他人の意見ばかり気にしている、受動的な買い物をする人」に見えるのだろう。


LUMINEの件は決して笑い過ごしてはいけないし、私は憲法違反レベルの失敗だと思う。しかしその原因を辿っていくと、男性が女性に抱く誤解から生まれている可能性が高い。いつかこの誤解が解けて、男性が同じくLUMINEで大ヒットした尾形真理子のようなコピーを生み出す日を、楽しみにしている。


(参照)セクシュアルハラスメント(セクハラ)の法的責任

☆以前あった事例は、守秘義務に触れないようかなりフェイクを交えています。
  ニュアンスだけ嗅ぎ取っていただければ幸いです。

テーマ:キャリアを考える - ジャンル:就職・お仕事

【2015/03/20 18:52】 | マーケティング | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
マーケター1年目の教科書:「何を」読むかより「どう」読むか

就職活動で初めてマーケティングへ興味を持った方、これからマーケティング部門へ配属される方にとって「マーケティング」とはふわっとして判りづらい職業ではないかと思います。

私も就職・転職活動をしたころ「マーケティング」を募集している会社へ応募しようと思っても、会社によって全然違う要件が書いてあり驚いていました。しかし、マーケティングの仕事が持つ共通点は「誰をターゲットとして売るか定め」「何を伝えるか定め」「伝え方を定める」という3点かと思います。

このうち「誰をターゲットとして売るか定め」ることは、社内のビジネス状況やトレンドから決まっていくロジカルな仕事です。「日本では子どもが減りお年寄りが増えるから新生児向けオムツより介護用オムツに注力しよう」とか「結婚したい人の動機は”結婚できないと社会不適合とされる”という切迫感だと仮説を立てて調査しよう」といったものが例に挙がります。

しかし「何を伝えるか定め」「伝え方を定める」部分には創造性やセンスが要求されます。と言うと『やっぱりマーケティングってクリエイティブな仕事なんですね!』とキラキラされる学生がいらしたりしますが、めちゃくちゃクリエイティブで優秀な人は芸術系やコピーライティングの世界へ行くため、マーケターにもほとんどいません。

では、マーケターの創造性とはなんでしょうか。私は「既存のアイディアをぶっ壊す力」だと思っています。

例えば、あなたが のど用消炎スプレーのマーケターだとします。のど用消炎スプレーは通常ドラッグストアにあります。どこか他で売れないだろうか。例えば喉が乾燥しやすい場所である映画館、コンサートホールはどうか。映画館やコンサートホールで咳をすると煙たがられる。煙たがられるのが怖い人は、咳防止にどうですかという売り方は?といって既存の考えを壊していきます。

したがって、優れたマーケターは「既存の考え方を壊し、新しい手法で売上げを伸ばす」ことができる人たちです。そして、その「考えの壊し方」は先人の例を学べば学ぶほど、自分も活用できるようになります。マーケターが読むべき本は既存の考えを壊した「事例研究」に尽きるといっても過言ではありません。

もちろんマーケティング理論も大事ではありますが、比率としては事例研究:理論=9:1くらいでいいと思っています。どうせ現場の仕事で理論は学ぶことになるので、金をわざわざ払って本を買うのであれば「現場で学べる以上の何か」でなくてはいけません。そこで今回は優れた過去の事例が見られる本をマーケター1年目を想定してお届けします。

アフィリエイト設定など一切してませんので、このリンクから買わずともどうぞお近くの書店かオンラインストアで。


売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
(1994/01)
アル ライズ、ジャック トラウト 他

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マーケティングの理論を「経験から」積み上げた本です。全ての法則には過去の事例があり、そして汎用性が高いためまさに「教科書」。悩んだときはよくこの本を開いて基本に立ち返っていました。



こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられるこころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
(2009/08/07)
魚谷 雅彦

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マーケティングの天才、魚谷雅彦さんの本です。コカ・コーラ社で働いていたときの事例を細かく記載されています。事例も「Qoo」「ジョージア」など親しい製品が多いため、誰でも理解できる内容となっています。こういう本は自慢話が多いのですが、きちんとマーケティング事例研究になっているのはこの本くらいなので非常におすすめ。

Cannes Lions 2014 - Youtube

いきなりURLですが、カンヌ国際広告祭2014年受賞作のYoutubeリストです。カンヌ国際映画祭は有名ですが「広告祭」があることは業界外の方へは知られていません。最新の事例が一番勉強になりますので、ぜひ視聴して「何が自分の心を動かしたのか」「それは他の事例へ応用できるか」といったことを考える機会になります。



この1冊ですべてわかる マーケティングの基本この1冊ですべてわかる マーケティングの基本
(2009/02/26)
安原 智樹

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理論の本です。マーケティング理論は分厚い本が多い中で、シンプルに理論をまとめた良書になっています。たまに読み返すと「そういえばこんな基礎戦略があったな」と思い起こせるので復習にも便利なハンドブック。



ドリルを売るには穴を売れドリルを売るには穴を売れ
(2006/12/23)
佐藤 義典

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マーケティングの実践を小説調に書いた実践書。「教科書だと面白くてもどうも記憶に残らないんだよね」と思う方は、上記の『この1冊ですべてわかる マーケティングの基本』よりこちらの方が楽しめるかと思います。個人経営、ベンチャーの方へは特に応用性が高いのではないでしょうか。


以上、私が読んで実際に役立ったマーケティングの参考書でした。大事なことですが、本を読むときは単に「マーケティングを学ぶ」という姿勢で読まないこと。必ず、下記のようなことをメモしながら読んでみてください。

1.この本が伝えたいことを一言で述べると何か
2.本の「ターゲット」は誰で「何を伝えたい」と思っているか
3.この本は伝えたいことを的確に読者へ伝えるためにどのような手法をとったか
3.本の中から応用できるマーケティング施策はあるか。
     例:防犯ブザーを売るとしたら、あなたはどう応用するか
     例2:潰れそうなスーパーマーケットをV字回復させねばならないなら、どう応用するか

マーケティングの本をマーケティング的に分析することも、大事な訓練のひとつです。本を読んでも、私たちは内容をほとんど忘れてしまいます。ですから大事なのは学びを血肉にできるような読み方です。ぜひ読みながら「自分の事例」で読み解いて、実践型のマーケターになってください。


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【2015/01/19 12:54】 | マーケティング | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お金がなくてユニクロを買えない私たちの話


20代の私がまだ小学生だったころ、ユニクロが世界に現れた。安くて品質が悪いものと、高くても品質がいいとは限らない服しか無かった世の中に、ユニクロは「安くて品質がいい」服を連れてきた。
タートルネックやジーンズは使いまわしがきくから重宝した。地元のEDWINが潰れた。2003年にはヒートテックが出た。完売御礼で手に入らないレアアイテムと化したヒートテックのために、転売ヤーまで出た。

オシャレな友人はユニクロをバカにしていた。カラーバリエーションも一世代古いし、形がベーシックすぎる。真実だ。だが、当時流行っていた10代のブランド - CECIL McBEEを筆頭としたギャル服かグランジファッションはどちらも縫製がお粗末すぎて、1回洗えばほつれるような品質。値段はユニクロの3倍。「質を選ぶから、私はユニクロ」と堂々と言える時代だった。

さて、10年経った。

この前久しぶりにユニクロへ服を買いに行った。大学時代に古着屋で買うことを覚えてから、そもそもあまり新品の服を買うことが無くなった。最近の買い物はフリマアプリのメルカリでCelineのバッグを7000円で買ったのと(すごく勇気が必要な値段だった)、Visで3000円の帽子。H&MがAlexander Wangと組んだアウターは気になりつつも、18,990円は高い。最近買った一番高い買い物はAlexander McQueenのストールだけど、ユーズドだから1万円以下。これでも随分高いと思った。"作品"レベルだと思っても1万円以上を服にかけるのはちょっと考えたくない。

そんな奴がユニクロに行ったのはその日急にお泊りになって、服が無くなったからだ。前は楽しみにして入店していたユニクロが、コンビニのパンツみたいに「仕方なく買うもの」になっていた。

そしてスカートを物色。「高っ」と思った。
昔しまむらにあったような品質のスカートが4000円した。でも丈があまりに短すぎてオフィスへは着ていくことができない。まさかJJ読者がユニクロへ行くと思ってるんだろうか。諦めてスカートの下に履くタイツを探す。高い。ヒートテックしかないので、1足1000円する。11月上旬にヒートテックなんて履いたら、オフィスで蒸発しちゃう。私がほしいのは300円で買えるただの黒タイツなのに……。

なんで「ユニクロへさえ行けば最低限の衣類はなんとかなった」時代がなくなったんだろう。まさかのユニクロで「明日何着て生きていく?」と頭を抱えた。「ああ、この百貨店にLowrys Farm、H&M、若作りと言われてもいいからOlive des Oliveでもあれば!」と思って気づいた。

私たちはファストファッション漬けだ。

そう、2000年代からユニクロより可愛くて安く、そして最低限のお洗濯に耐えられるものが世にはたくさん出ていた。Earth Music & Ecology、Lowrys Farm、Rope Picnic、ZARA、E-hyphen World Gallary。私たちの世代はこれらが「ファストファッション」だなんてもう思っていない。立派なカジュアルファッションだと思っている。United ArrowsやSHIPSは高級品だから、アウトレットでしか見ない。アウトレットでもちょっと高すぎると感じている。

ファストファッションに慣れ親しんだ私たちにとってモードファッションもブランドが好きなバブリー世代も「特殊な人たち」だし、オシャレは好きでもがんばらなくたっていい。オフィス勤務ならジャケットはtheoryで3万円を出すかもしれないけど、中はぜんぶZARAでいい。(そもそもtheoryが高級服だと思っているなんて言ったら一昔前は叱られた)もしかしたら10年に1回、すごい金額を出してバッグを買うかもしれないけど、そしたら次の10年使い倒すだろう。

そう考えている人種にとって、ユニクロは「アウターとして堂々と着るには安っぽいし、デイリーで使いまわすには高い」のだ。ワンピースは膝丈のものがぜんぜんなくて、もしかして布地の面積を減らしてコストカットしたのかな?と穿った見方をしてしまうくらいだし、チュニックはLowrysかJEANASISのほうが安い。

今の大学生は幸せだと思う。1万円あれば全身それなりの服でコーディネートできる。ユーズドでいいならブランドだって身に着けられる。フリマアプリでは「20代の頃着ていたシャネルのバッグがもうムリだから」と出品される。リサイクル、リユーズ、リデュース。小さい頃から教わったエコな暮らしは、どうやら浸透している気がする。

たぶんユニクロからこの方針が消えない限り、私はユニクロへ行かなくなるだろう。ほつれても修繕すれば5年着られそうな無印良品のワンピースを買った。

ユニクロは売上げが前月比10.5%増だそうで、きっと買わないほうが間違っているのだ。けれども、友達とユニクロに行った、彼氏とユニクロに行ったって話を聞かない。きっと、20代の世界からは、徐々にユニクロが消えていっている。なんでだろう?と思っていた。判った。ユニクロは高所得者のものとなったのだ。高所得者の、プライベートウェアだったのだ。私たちが、貧しくなったのだ。

私たちは、お金がないから、ユニクロを買えない。


※ 20代後半の年収を見ると、18年前より男性だけの統計でも約50万円年収が下がっています。年収が413万円ある男性にとっての衣類代4000円と、年収が367万円しかない男性の衣類代4000円は、価値が全く異なります。

【2014/11/05 18:49】 | マーケティング | トラックバック(0) | コメント(47) | page top↑
時代はやんちゃジジイ すごい雑誌『MADURO』を徹底解剖

「遺産は残すな、自分で使え!」

すごい雑誌が世に出るぞ、とプレスリリースを見て思いました。、50代以上の男性をターゲットにした『MADURO』。バブル世代の高齢化が進む今、ファッション誌で50代ターゲットが生まれるのも自然なことと思われます。しかしすごいのは度肝を抜くキャッチコピーの数々。


MADURO (マデュロ) 2014年 05月号 [雑誌]MADURO (マデュロ) 2014年 05月号 [雑誌]
(2014/03/22)
不明

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MADUROの世界観では、イケてる50代を「やんちゃジジイ、略してヤンジー」と呼びます。対していつまでも40代のチャラチャラしたファッション(40代でチャラチャラしてる時点で既に頭がおかしいと思うのですが)を「チャラジー」と呼び差別化。車、バイク、葉巻、時計、そして女性・・・とこの世代の男性が胸を掴まれるようなファッションを紹介しつつも、メタボ、葬儀の参列といった老齢を感じさせるコンテンツが詰まっているようです。

創刊号を手に入れるべく店舗を回ったのですが、セブン&アイ系列で売ってるはずなのにセブンイレブンでもなかなか見つけることができず、惜しくも創刊号を手にすることはありませんでした。

しかし、根性でついに最新号を入手(普通にAmazonで売ってました)。今回はぜひMADUROの魅力をチェックしていきたいと思います!


MADURO(マデュロ)12月号MADURO(マデュロ)12月号
(2014/10/24)
不明

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まずは重さから。実は、MADUROは非常に軽い材質でできていて普通の雑誌から想像できないくらい軽いんです。カラープリントなのに片手で持ち運びもラクラク。重いものを持つのが嫌になった50代の気持ちをよくわかっているチョイスに好感が持てます。50代で早い人は脳梗塞になって半身不随だったりするから、持てないもんね。本・・・・・・。

その他にも、「老眼でも読めるくらいフォントが大きい」「シンプルな構成で目で読む順番を追いやすい」など年配に嬉しい様々な配慮がされています。フォントが大きいのはぶっちゃけ30代にも嬉しかったりしますよね。

早速開いてみると、いくつかの専門用語を理解する必要性に気づきます。MADUROにはアデージョを思い起こさせるような、必須の専門用語がいくつかあります。

下手に説明するより公式ウェブサイトから拝借したほうがよさそうだ、ということで編集長のページから。
1.jpg

ここで言葉を失う人も多いでしょう。
まず、この姫ーナ。明らかに惹かれているのはヤンジーではなく、ヤンジーが提供できそうな夜景の見えるレストランとVan Cleef&Arpelsのネックレスだけです。それでいいのかヤンジー。もっと清純な女子大生くらいいそうなもんだぞヤンジー。そして正妻である「魔ダム」の扱いたるや。この魔ダムも美容には関心がありそうな外見をしていますが、それでも若い子がいい!という美魔女を絶望させる本音が丸出しです。なお、典型的な姫ーナの職業はスチュワーデス。キャビンアテンダントじゃないですよ。スチュワーデスです、50代の言葉では。

さて、表紙と設定はさておき、中身をちょっと見ていきましょう。

「昔は散々やんちゃして、フォアグラ載せたステーキ・ロッシーニ風から明け方のギトギト背脂ラーメンまで平気な顔でたいらげていた皆さまでも、さすがに食べ物に気を使うようになっていらっしゃることでしょう。過去のやんちゃが現在に報いて、低糖質食を食べざるを得ない方々も多い。」

あれ、いきなり泣きそうになったんですけど・・・・・・?冒頭に特集されているのは、低糖質でも美味しいスイーツです。オシャレ、美味しい、そして体にいい。40代までは前の2つさえ気にしていればよかったオジサマも、やんちゃジジイまで熟成すると、身体を意識せざるを得ないようです。外見のオシャレさからは全くそのへんが気取られないので、JDとのデートでもたしかに食べられそう。

出てくるファッションアイテムは意外なくらい落ち着いた大人の男性ファッションです。Saint Laurentのシンプルなライダース(P139)は特に良かったです。まあ52万円するので、最悪似合ってなくても収入目当てでモテるに違いない。ロロ・ピアーナ製のジーンズジャケット(P89)も非常に上品。藍色というより紺に近いカラーって、50代にならないと上級者カラー。そこに若さの象徴であるデニム地を持ってくるのがアヴァンギャルドでカッコイイ。唯一気になるのはこの雑誌、男性モデルが全員外人でこんなん着れる50代の素敵なおっさんはフィクションじゃないかと思わされるところです。

そんなオシャレページに唐突に現れ、爆笑を誘ったのが「ピンセット」でした。そう、やんちゃジジイといえど年食ったら「耳毛」とか「鼻毛」と戦わねばならないんです。1万円以上するブランドピンセットが紹介されてますが、それこそ奥さんに「100均でいいのあったから」と勝手に捨てられてそうで笑いが止まりません。

ここまで読んで気になった方、ぜひ買ってください。すごく面白かったです。50代の方も、50代を狙う商売をされている方も、狙われている姫ーナも。ジョークとして捉えられる方も多いかとは思いますが、これに類似したLEONが長寿雑誌になったのを見るに、意外とヒットするんじゃないかと見ています。

以上、MADUROレポートでした。

【2014/10/26 01:20】 | マーケティング | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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